この世界にはヒーローもコミックも存在しないッ!!、「ダークナイト」のクリストファー・ノーラン監督がバットマン誕生の創作秘話を語った!!

ダークナイト-クリストファー・ノーラン-2
バットマン/ダークナイト」の歴史的大ヒット騒動が落ち着き、やっと公けの場に姿を現したクリストファー・ノーラン監督が、ロサンゼルス・タイムズインタビューに応じ語った内容を、今週の火曜日(28日)にココでお届けしました。その際、ロサンゼズル・タイムズがインタビューを出し惜しみ分載するので、続きはまた後日…お約束した、その続きです。今回は、水曜日(29日)にココで、ロバート・ダウニー・Jrらの出演が決定したというニュースをお届けしたマーベル・コミックスーパーヒーローオールスター大集合映画アベンジャーズ」に対抗する、ワーナーDCコミックス陣営のスーパーヒーロー大集合映画ジャスティス・リーグ」の可能性について訊かれた、クリストファー・ノーラン監督の言葉です。インタビュアージェフ・バウチャーは「クリス、『アイアンマンインクレディブル・ハルク互いの作品世界を橋渡しする演出を見せたが…」と切り出し、ヒーロー大集合の「ジャスティス・リーグ」について触れ、「君のゴッサム・シティはなじまないと思うのだが…」と訊ねています。クリストファー・ノーラン監督は同意し、「僕たちのバットマンと映画の舞台ゴッサム・シティはそうした交流には関われないだろう…」と述べ、「それをしてしまうと僕たちは振り出しに戻ってしまう…」と話しています。この“振り出し”という言葉が非常に興味深く、クリストファー・ノーラン監督は、その“振り出し”をこう説明しています。 → 


この世界にスーパーヒーローは存在するのか?この世界にコミック・ブックは存在するのか?それがバットマン・ビギンズでシリーズをスタートするにあたって僕たちが行き着いた命題だった僕たちはどちらも完全に否定しスーパーヒーローもコミック・ブックも存在しないという世界をバットマン・ワールドの前提とすることにしただから、『バットマン・ビギンズブルース・ウェインはシンボルという概念で自分をバットマンに生まれ変らせようとするそれは直接的な表現ではないがこの映画の作品世界にはスーパーヒーローもコミック・ブックも存在していないということを暗示したもしその世界の中ですでにスーパーマンなど他のヒーローが存在しているのならばブルース・ウェインは当然それを知っているはずだから彼がヒーローという概念ではなく、“シンボルという概念を抱く…というのは矛盾をはらむまたそうしたヒーローたちが他に存在するならばそもそも大富豪のブルース・ウェインはあえて自分がバットマンにならずとも別の選択肢を選べただろうだから、『バットマン・ビギンズで僕たちは、“ヒーローという概念の原点に回帰することにし独創的な唯一無二の存在としてバットマンを世界に誕生させたんだ
…とのことで、そうした考え方により、原作コミックで描かれた、怪傑ゾロ影響により、ブルース・ウェインが仮面のヒーローに変身する発想を得るという展開を採用しなかったと説明しています。言われてみれば、確かに“ヒーロー”が他に存在するのなら、ブルース・ウェインが苦悩の果てにシンボルとしてのバットマンに変身するという過程は無意味になります。ジョーカーのような悪人が現われて、なぜ他のヒーローは闘わないんだ?ということにもなります。物語の流れに沿って、映画を観ていけば、それなりに納得できる展開の裏には、すべて、こうした作り手らの考証があるということですね。あらためて映画をきちんと読み取ることの大切さを、クリストファー・ノーラン監督は示してくれたような感じです。そんな監督の言葉に、インタビュアーのジェフ・バウチャーは「ではゴッサム・シティとスーパーマンの街メトロポリスとの間をつなぐ線はないということですね?」と訊ね、クリストファー・ノーラン監督は「ありえないスーパーマンとバットマンは完全に別世界なんだそうすることで僕たちのバットマン・ワールドは成功してきたでもそれはひとつの解釈としてのアプローチだろう?と言う人もいるかもしれないがそんな議論をする気はないなぜなら、“解釈ではなくそれがバットマンの世界と決めたからだ」と答え、クリストファー・ノーラン監督とクリスチャン・ベールらが創ってきた「バットマン」は、スーパーヒーロー大集合映画ジャスティス・リーグ」には、絶対に参加しないし、関われないとキッパリ断言しています。バットマンとスーパーマンの共演を観てみたいファンもいるでしょうが、それをやっちゃうとココで紹介したようなパロディ・アニメのようになるはずだよ…ということですね。残念な感じもしますが、「ダークナイト」を観て、そのリアリズムにふっ飛んだファンにとっては、安心できるクリストファー・ノーラン監督の言葉だったと思います。また、続篇の「バットマン3」について、直接に新たなコメントはありませんが、クリストファー・ノーラン監督は、「ワーナー・ブラザースとの連携はとても良好で彼らは人に敬意を払うことをわきまえており次の企画を練るのに充分な時間を与えてくれるだから僕はワーナー・ブラザースと仕事をする…」と述べているので、「バットマン3の脈はあると思います。また、「バットマン」シリーズとクリストファー・ノーラン監督の情報があれば、報告するので、お楽しみに!!
ダークナイト-クリストファー・ノーラン-1
(※クリストファー・ノーラン監督の言葉は、会話を直訳ではなく、ニュアンスがわかるように日本語の言葉を補っています)
※ 「商業サイト」での文章の二重使用・無断転載厳禁。引用の場合はリンクをお願いします。

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