トルコのデザイナーが作った、個々の映画がどれだけ商業主義に侵されているか?!、一目瞭然のアートなリ・デザインの映画ポスター!!

アントレポ・デザイン-映画ポスター-1
トルコ・イスタンブールクリエイター集団アントレポ・デザイン”が製作した、映画ポスターのユニークなリ・デザインです。それぞれのポスターに羅列されてる文字は、“プロダクト・プレイスメント”などで、映画に協賛している企業や団体の名前です。“プロダクト・プレイスメント”は、映画に商品などを登場させ、映画をCM代わりに使う宣伝の手法で、映画会社はこれにより製作費の一部を調達するなどしているので、もはや、映画を作る上では欠かせない収入源となっています。通常の映画では、さり気なくかあるいは必然を持って、そういった“プロダクト・プレイスメント”の商品を観させられているので、あまり気にはなっていませんが、ごく稀に「まず宣伝ありき」といった風に、商品のために映画や場面が発想されたかのような、露骨にヒドイものがあるので、この“プロダクト・プレイスメント”自体は、どうしても良い印象が持たれていません。この“アントレポ”のポスターは、そんな“プロダクト・プレイスメント”が、個々の映画にどの程度の割合いで含まれているのか?をシンプルに視覚化し、少し皮肉まじりに見せてくれています。皮肉まじりというのは、ポスターにおける文字の面積の割り合いが大きいほどその映画が商業主義にまみれているという無言の指摘だからに他なりません。しかし、から言われるように、映画は芸術とビジネスの合いの子です。が、それでも、本当に良い映画を作れば、その映画は観客に支持されヒットして、興行で黒字になるのだから、下手すれば表現に制限がかかる恐れのプロダクト・プレイスメンントなんて不要でしょ?!という純粋な考え方が、こうしたポスターが作られ、注目される背景には根強くあることが伝わってきます。でも、現実名作が必ずヒットするとは限らず理想通りにいかないのは、誰もが重々わかっています…。なので、芸術とビジネスのバランスを上手くとっていこうねとなる訳ですが、「007/慰めの報酬」は何社もプロダクト・プレイスメントを集めたッ!!といった、くだらない自慢記事?を、大手の映画メディアが、それをさもジャーナリステッィクに書いているのを見ると、ため息が出てしまいます…。もし、それが本当に映画ファンの知るべき素晴らしいことの情報であり、それで映画ファンが増えるのなら映画ポスターはみなこのアントレポのデザインを採用すればよいということになってしまいます…。それにしても、ジェイソン・ボーン逃げ隠れしながら闘う合間にこんなにたくさんのCMをこなしていたんですね。次に観る時はどのようにプロダクト・プレイスメントされていたのか?チェックしてみるのも一興かもしれません
アントレポ・デザイン-映画ポスター-2
アントレポ・デザイン-映画ポスター-3
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