先週末、アメリカで公開された最新主演作の「レイチェル・ゲッティング・マリッド」(Rachel Getting Married)が、たった9館だけの限定公開ながら、1館あたりで3万3,667ドルという大きな数字を売り上げ、興行ランキング・トップのディズニー・アニメ「ビバリーヒルズ・チワワ」の1館あたりの数字9,114ドルを断トツで引き離し、アベレージ・ランキングでは圧倒的な第1位を獲得した、人気のアン・ハサウェイが、ティム・バートン監督の最新作のディズニー映画「不思議の国のアリス」に出演することが決定しました!!、同映画では、同時にヘレナ・ボナム=カーターの出演決定も発表されていますが、ヘレナ・ボナム=カーターは、ココで写真を紹介した「不思議の国のアリス」の撮影現場に、すでに入っていましたし、ティム・バーテン監督の嫁さんで常連女優の彼女については、“出ない”という方がたぶんニュースになると思うので、出演決定の知らせはほとんど既成事実の確認程度の意味しかないですね。が、アン・ハサウェイについては、ティム・バートン監督や、すでに“いかれ帽子屋”の役で出演が決定済みのジョニー・デップらとのコラボは、少し意外感があって、おもしろく、映画への期待を高めるのに貢献しています。気になるアン・ハサウェイの役どころは、原作「不思議の国のアリス」の続篇である「鏡の国のアリス」に登場する“白の女王”だとのことです。ディズニー映画の「プリティ・プリンセス」シリーズでブレイクしたアン・ハサウェイも、プリンセスから、ついに女王になったかッ?!という感じですが、しかし、この映画での“白の女王”の役どころは、原作とは少し異なっていて、原作者のルイス・キャロルが他に著わした「ジャバウォックの詩」、「スナーク狩り」の中に登場する、バンダースナッチというクリーチャーの退治を、アン・ハサウェイはアリスに依頼するようです。ルイス・キャロルは、そのクリーチャー、バンダースナッチの姿を視覚的な具体性を持っては表現せず、読者にイメージを委ねているので、ティム・バートン監督が、どんなバンダースナッチを創造するのか?!に注目が集まっています。ヘレナ・ボナム=カーターは、“白の女王”に対する“赤の女王”を演じるとのことです。主人公のアリスは、すでにご存知のように、オーストラリア人の18歳のかわいい女優ミア・ワシコウスカです。ジョニー・デップの“いかれ帽子屋”は、ジョニデの演技をモーション・キャプチャーしたCGアニメのキャラクターとなりますが、アン・ハサウェイとヘレナ・ボナム=カーターの、それぞれの女王はどういう格好のキャラクターとして出てくるのか?!は、今のところ、不明です。なお、アン・ハサウェイは、今週末11日(土)から日本公開になる、スティーヴ・カレル主演のスパイ・アクション・コメディ「ゲット・スマート」の続篇への出演も決定しています。しかし、白の女王は最後、羊になっちゃうはずなんですけど、アン・ハサウェイは羊もしっかり演じてくれるんでしょうか?!
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