ショーン・コネリーがジェームズ・ボンドをつとめていた初期の傑作であるシリーズ第3作の「ゴールドフィンガー」(1964年)にソックリな場面があることがわかった、シリーズ最新作「007/慰めの報酬」のアメリカ版の最新ポスターです。これまでのポスターと相変わらずのテキトーなデザイン・コンセプトで、ことポスターに関しては、残念ながら本作は全滅ですね…。しかし、あたかも敵のアジトを破壊して、お帰りの様子のダニエル・クレイグと、ボンド・ガールのオルガ・キュリレンコの姿は、映画の結末を明かしてしまっている雰囲気があります。前作の「カジノ・ロワイヤル」(2006年)では、ボンド・ガールのエヴァ・グリーンは死んでしまいましたが、オルガ・キュリレンコは生き延びられそうです?、ちなみに、この ↑ デザインはサントラのCDジャケットにも採用されていますが、発表された主題歌も期待ハズレ…と、今ひとつの辛い評価に落ち着きそうです。ま、肝心の映画がおもしろければ、いいのですが…。ご覧の11月14日は、イギリス公開の10月31日より、2週間も遅いじゃないかッ!!とアメリカ人がブーたれている封切り日。日本はもっと遅くて、2009年1月公開です。字幕をつけるなどの作業があるので、致し方ありませんが、やはり、字幕をつける他の漢字圏の国の人たちからは、どうして、日本は外国映画の公開が遅すぎるのか?と首をひねられています。
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