スピルバーグ監督の最新作「タンタン」に、「ホット・ファズ」の名コンビ、サイモン・ペグとニック・フロストが、ドジな警官コンビで乱入決定?!

サイモン・ペグ-ニック・フロスト-1
最新主演作友人を無くし、人を遠ざける方法」(How to Lose Friends & Alienate People)の米英での10月3日公開を控えた、イギリスのコメディ俳優サイモン・ペグが、同映画の宣伝を兼ねたザ・サンデー・タイムズ取材の中で、スティーヴン・スピルバーグ監督が次回作として予定している最新作タンタンへの出演を、当のスピルバーグ監督本人から直接にほのめかされたことを明かし、感激のあまりに言葉を失っています。とだけ書けば、おめでたいようですが、先週、ココで伝えたように、スピルバーグ監督と、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督とがコラボを組み、3部作の企画として進めてきた、ベルギーの漫画家エルジェの代表作「タンタンの映画化は、来月10月のクランク・インを目前に、製作のユニバーサル・ピクチャーズが撤退し、スピルバーグ監督作にも関わらず、製作資金が調達できず暗礁に乗り上げた異常な事態となっています。そのため、サイモン・ペグのタンタン出演が実現するか?どうかの以前に、映画の撮影が始まるか?どうかの方が問題なのですが、ひとまず、サイモン・ペグの言葉を紹介しておくと、俳優の演技をモーション・キャプチャーし、3-DのCGアニメに置き換える「タンタン」の実験撮影を行なっているスタジオを見学しに、表敬訪問でスピルバーグ監督を訪ねたところ、スピルバーグ監督が、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)や、「ホット・ファズ」(2007年)で名コンビニック・フロスト(↑写真右)と君とでトンプソン・ツインズを演じてはどうか?提案してくれたとのことです。タンタン-トンプソン・ツインズ-デュポン&デュボントンプソン・ツインズと言えば、日本では主に80年代に活躍したイギリスのバンドのことか?となってしまうのですが、トンプソン・ツインズは「タンタン」の漫画に出てくる双子のような刑事コンビ(←)の英語名で、日本では漫画が描かれた原語のフランス語を尊重し、デュポン&デュボンというキャラクター名で紹介され、登場しています。デュポン&デュボンのコンビは、タンタンの日本公式HPによれば、「双子でも親戚でもないのに姿も仕草もなぜかそっくりなインターポールきっての敏腕(?)刑事。いつもドジ・ヘマばかりでいいとこなしの2人だが、事件があればどこへでも、意欲満々、今日も行く!、2人を見分けるのは口ヒゲの形先が開いたヒゲがデュポン残りの1人がデュボン」とのことで、「ホット・ファズのファンの方は、そんなトンプソン・ツインズまたは、デュポン&デュボンを、サイモン・ペグとニック・フロストに演らせようだなんてスピルバーグもニクイこと言ってくれるよねぇ~と、サイモン・ペグと同様に感激して、言葉をつまらせてしまうのでは?!、まぁ、サイモン・ペグが感激したのは、彼が1970年生まれで、少年時代をスピルバーグ監督の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」(1981年)や、「E.T.」(1982年)などの大ヒット映画でワクワクしながら成長してきたからで、そんな自分が憧れのスピルバーグ映画に出れるかもしれないという驚きの感激が主なのですが…。と、そんな訳で、サイモン・ペグの夢もぜひ叶えてあげたいので、「タンタン」は無事に撮影にまで漕ぎ着けてほしいのですが、以前の記事で伝えた、スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督の両者によるパラマウント映画へのプレゼンは功を奏したようで、パラマウントは「タンタン」の製作費を全額負担する気のようです。と、ここもまた、そうとだけ書いておけば、おめでたいのですが、「タンタン」の製作準備資金として3,000万ドルだけは出資するが、残りの製作費1億ドルは出せないとしていたパラマウントが、残りも全額負担すると態度を変えたのには、インドのマハラジャ財閥リライアンス・ADA・グループから得た資金の約1,000億円で、パラマウント傘下から独立してしまう、スピルバーグ監督の映画会社ドリームワークス作品を引き続き、パラマウントで配給させてほしいという下心があるようです。スピルバーグ監督は、過去の3年間のパラマウントとの業務提携で、映画を大ヒットさせても、パラマウントの取り分が大きくて搾取されているように感じ、不満に思っていたため、独立する訳ですから、引き続いて、パラマウントと関係を持っていくのでは、独立の意味を成さない感じがあります。そのため、パラマウントは、新たに改善した業務提携の条件に付け加える形で、「タンタンを救済し、その恩を売ることで、スピルバーグ監督に機嫌を直してもらい、ドリームワークスを引き留めにかかっているといった見方がされています。ところで、いつもカンタンに“スピルバーグのドリームワークス”と書いていますが、今夏、「カンフー・パンダ」(2008年)を大ヒットさせるなどした、ドリームワークス・アニメーションは、厳密には、すでにドリームワークスから独立分社化した、元ディズニージェフリー・カッツェンバーグが率いている別会社であり、このドリームワークス・アニメは引き続き、パラマウントの配給で作品を発表していくことが決まっています。ドリームワークス・アニメがパラマウント残留を決めたのは、通常は10%か、それより少し多いと言われる興行収入からの配給会社の取り分を、パラマウントが8%と値引きをしたためで、他社で配給するよりも利益が上げられるという当然な理由です。ならば、パラマウントは、実写映画を作るスピルバーグのドリームワークスの配給歩合も同様に値引きすればよいではないかと思いそうですが、ドリームワークス・アニメ公開作品がせいぜい年に1本か2本程度と少ないため、値引きをしても営業収入の大きなマイナスにはつながらないことから実現できたもので、公開本数が多いドリームワークス本体の実写映画には、その条件をそのまま当てはめることができません
ドリームワークス
打ち出の小槌のように、次々とヒット作を放つスピルバーグ監督のドリームワークス作品の配給権獲得には、ユニバーサル・ピクチャーズと、ディズニーが積極的に乗り出している他、20世紀FOXも名乗りを上げています。最も有利と言われているのは、スピルバーグ監督が、自らの製作プロダクションアンブリンの拠点を置いている、本来のホームグラウンドユニバーサル・ピクチャーズですが、ユニバーサルは3年前ドリームワークスとの業務提携を蹴ったという愚かな前例をくり返すように、いま再び、前述の通り、「タンタン」から撤退し、スピルバーグ監督の念願の企画をお釈迦寸前にするという、バカなことをしてしまいました…。果たして、ドリームワークスと組むメジャー・スタジオはどこになるのか?、そして、「タンタンはどうなるのか?、この「タンタン」が出来る、出来ないは、単に1本の映画の運命ではなく、この先数年間のハリウッドの勢力図を左右することにもつながってくるのかもしれません。「ホット・ファズ」のコンビ、サイモン・ペグとニック・フロストは、そんな映画に誘われてしまったんですね。「タンタンニュース次回をお楽しみにッ!!
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