http://www.movieweb.com/v/V08H267tBCDGRT
今年5月にアメリカで、暗号で書いた不気味な「血潮」の手紙をメディアに送りつけるというセンセーショナルな事件(事件記事はココ、解決記事はココ)を起こしてくれた、アンナ・パキン主演のHBOのヴァンパイア・ドラマ「トゥルーブラッド」ですが、覚えておられる方は、そろそろ放送スタートだし、予告編とか、ドラマをチラッと観られる動画はないの?!と思っているかもしれないので、ご期待に応え?!、と言うか、ネタをふった責任上、シメとして予告編をあげておきますね。9月7日からアメリカとカナダで放送される、この新ドラマは、チャーレイン・ハリスの小説「満月と血とキスと」をドラマ化したもので、日本人のお利口さんの科学者が人工血液を発明し、下↓のポスターで宣伝してるヴァンパイア向け栄養タップリの血液ドリンクが発売されたお陰で、吸血鬼たちが人間を襲わなくなり、両者が共存できる社会が実現したという設定。「X-メン」シリーズでは他人の生気を吸いとっていたアンナ・パキンが、人の心を読める不思議な力を持った人間のウェイトレスの主人公スーキーを演じ、ヴァンパイアのビル(スティーヴン・モイヤー)と、ふたりで怪事件を解決していくのですが、人間とヴァンパイアとの間には差別の溝があり、ふたりの関係は…という、「ロミオ&ジュリエット」のような要素もある内容です。ドラマがヒットして、日本でも運良くDVDが出るのは、ン年先?!になるかと思いますが、「ピアノ・レッスン」(1993年)で、11歳でアカデミー賞助演女優賞を受賞した天才子役アンナ・パキンの初の連続ドラマなので、見逃せないです。そのアンナ・パキンの映画の最新作は、ハロウィンをテーマにしたホラーのアンソロジー「トリック・オア・トリート」(Trick ‘r Treat)。この映画も、作品を抱えすぎでバブル状態のワーナー・ブラザースが面倒くさくなったのか?!、興行は見送られる見込みで、DVDスルーになりそうな気配です。「トゥルーブラッド」は、冒頭の「血潮」の手紙を筆頭に、非常に手の凝んだヴァイラル・マーケティングの口コミ宣伝を展開した点が特筆されており、そこに便乗してやれ!!と思ったらしい、ミーガン・フォックスの最新作の青春ホラー・コメディ映画「ジェニファーズ・ボディ」(2009年公開)の変なポスターがココにあるので、興味のある方はご覧ください。