クエンティン・タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」で、ブラピの宿敵の残酷ナチ将校にドイツの無名俳優が決定!!

クエンティン・タランティーノ-スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ
クリストフ・ワルツお友だちのサイモン・ペグに出演を断られて以来(ココ)、しばらく音沙汰がなかった、今週末からアメリカで出演作の「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(2007年)が公開になるクエンティン・タランティーノ監督の最新作の戦争映画イングロリアス・バスターズ」で、ブラッド・ピット演じる兵隊やくざ軍団のリーダー、アルド・レイン中佐宿敵となる、“ユダヤ人ハンター”の残酷なナチス将校ハンス・ランダ役に、オーストリア出身52歳の俳優クリストフ・ワルツ(←写真)が決定したと発表されました!!、と言われても、それ誰やねん?!という感じで、インパクトがないと思うのですが、クリストフ・ワルツはドイツのテレビで活躍している俳優で、すでに30年以上のキャリアがあり、無数のテレビドラマと、たまに映画にも出演していますが、国際的にはまるで無名の人です。なので、彼がどんなパフォーマンスの役者なのか?!は、ドイツ人のテレビ好きじゃないと、ちょっと測り知りようがありません。そのため、ブラッド・ピットと対決する大役に、この抜擢が良いのか?!悪いのか?!、欧米のメディアでも判断の予測をつけかねています。このハンス・ランダ役については、アメリカの「バラエティ」の記者が、レオナルド・ディカプリオ7月17日クエンティン・タランティーノ監督と打ち合わせし、演じることになりそうだと、日時・場所まで特定し、自分の願望?!、それとも妄想?!を、映画メディア最高の権威からの確定情報として流したことから、一気に、ブラッド・ピットVSレオナルド・ディカプリオの殺し合い!!という、夢の対決にファンが沸き立ったのですが、それに比べると、結局、ドイツの無名のテレビ俳優に落ち着いたというのは、かなりトーン・ダウンした印象になってしまいました。しかし、キャスティングの得意なクエンティン・タランティーノ監督が、無名でロクでもない俳優を選ぶ訳がないことから、このクリストフ・ワルツという人は、それなりのカリスマの持ち主ではないか?!と思うのですが、ドイツでは、この「イングロリアス・バスターズ」の内容を批判したバッシングが起きているので、メジャーなドイツ人俳優は、自分も叩かれるリスクを懸念し、出演を避けたかもしれません。クリストフ・ワルツは、ドイツ語・英語・フランス語と3ヶ国語を話すトリリンガルとのことなので、言葉の壁がないことも、抜擢の決め手のひとつだったかもしれませんね。また、さらに同時に発表されたキャスティングとして、すでにココで決定と伝えた、ナスターシャ・キンスキー降板することになり、その代わりとして、ダイアン・クルーガー(↓写真)が出演することになりました!!、ダイアン・クルーガーについては説明はいらないと思いますが、ニコラス・ケイジの「ナショナル・トレジャー」シリーズでヒロインを演じてる、ドイツ人の美人女優です。ダイアン・クルーガーが演じるのは、ブリギット・フォン・ハマースマルクという役名で、クリストフ・ワルツのハンス・ランダ将校の情婦?のような役と見られています。もしかすると、クリストフ・ワルツとのバランスを考え、ナスターシャ・キンスキーから、ダイアン・クルーガーに変更したのかもしれません。今回、発表された2人のキャストは、かなり重要な役だと思うのですが、クリストフ・ワルツが無名なので…、映画のイメージは鮮明になるどころか、かえって謎めいてしまいました。まだイングロリアス・バスターズの兵隊やくざたちのキャストも完了していませんし、ヒロインのショシャンナも未定なので、今後のキャスティングにさらに期待したいと思いますが、本作の撮影は、当初の10月13日から、1日だけ遅らせて14日にスタートの予定。まさかタランティーノは撮り進めながらキャストを増やしていったりして?!
ダイアン・クルーガー

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