奇妙なマネキンの町に迷い込んだ男の悪夢の短編「スティル・ライフ」をお楽しみください!!


今年初めにココで紹介した、配管工がモンスター退治をする、ちょっとコミカルなアクション・ホラー映画ジャック・ブルックス/モンスタースレイヤー」で、プロデビューを飾ったジョン・ノーツ監督が、2005年インディーズ時代に作った、約8分間の短編スリラースティル・ライフ」(Still Life)です。ひとりでドライブの途中、住民が全員マネキンという不思議な町に迷い込んだ男の悪夢を描いた作品ですが、その悪夢の源冒頭に飲むクスリでしょうか…?!、本作は、自主製作映画にとっては、もしかすると製作費以上に悩みのタネかもしれない出演者探しの苦労をはぶくため、いっそ、主人公以外はみんなマネキンにしちゃえッ!!と思って作ったのかもしれませんが、そんなヤケッパチを上手く、「トワイライト・ゾーン」のようなアイディアとして消化できたと思います。ジョン・ノーツ監督の短編映画は、冒頭にリンクを示した「ジャック・ブルックス/モンスタースレイヤーの記事の中でも紹介しましたが、どちらもセリフらしいセリフがなく映像で観せていく努力がなされています。なので、 ↑ の「スティル・ライフもセリフがないと思って、ご覧下さい。尚、この短編の主人公を演じてる無名の俳優トレバー・マシューズが、後にジャック・ブルックスとなり、モンスタースレイヤーとして、様々なモンスターと闘うことになります。これからも友情を大切に、監督と俳優のコンビでガンバッてほしいですね!!

トム・クルーズ&サム・ライミの異色タッグで、痛みを感じないヒーローの人気コミック「ザ・スリーパー」を映画化!!

トム・クルーズ-サム・ライミ
DCコミック / ワイルドストーム・コミック2003年から2004年にかけて出版した人気コミックザ・スリーパー」(↓画像)を、ワーナー・ブラザースが映画化することになり、そのプロデュースを、トム・クルーズサム・ライミという異色な顔合わせが務めることが発表されました!!、当然、世間では、いずれ2人の役割が、サム・ライミ監督トム・クルーズ主演に変わることを期待する声があがっています。「ザ・スリーパー」は、エイリアン宇宙から持ち込んだ物質に触れた影響で、痛みを感じない特異体質になったばかりか、その体に貯め込んだ痛みを相手に触れることで転移させられる能力を身につけた、覆面捜査官主人公ホールデン・カーバーが、犯罪組織に潜入捜査をするという内容です。本作は、これからトム・クルーズとサム・ライミが企画開発をしていくので、まだ脚本家も採用されていませんし、具体的な製作日程なども未定です。そのため、確実にトム・クルーズが最後まで映画化に関与する保証もないことから、お荷物になっていた長年のビジネス・パートナーポーラ・ワグナー厄介払いに成功し(ココに関連記事)、いよいよ本来の俳優活動に復帰しようと急ピッチのトム・クルーズは、すでに公表されたコメディ映画フードファイト」や、ソフィー・マルソーが主演したマネーロンダリングのトラブルを描いたフランス映画のスリラーAnthony Zimmer」(2005年)のリメイクザ・ツーリスト」などの複数の同時進行の企画と、この「ザ・スリーパーを天秤にかけながら、主演作を絞り込んでいくのではないか?!と見られています。とは言え、学食のコックや、単発で終わるリメイクのスリラーよりも、シリーズ化が可能ザ・スリーパー」の方が将来性が評価されており、トム・クルーズにとっても、ブームのコミック・ヒーローを演じることで、キャリアに彩りを加え、自らのイメージに新風を吹き込むことが出来そうです。ただし、サム・ライミは「スパイダーマン3」(2007年)の不評シリーズを殺してしまった前科持ちなので、ことコミックの映画化については、プロデュースだけを託し、監督は別に誰かを採用した方が無難かもしれません。ところで、今日、ココ同じくワーナー・ブラザースが製作中ダークヒーロー映画ウォッチメン」の映画化権をめぐり、20世紀FOXと裁判になっているというニュースをお届けしましたが、その件については、その後、優位な立場の20世紀FOXが、損害賠償金や映画化権の買取りなど、ワーナー・ブラザースに金銭を要求しない代わりに、第2のダークナイト」と言われる「ウォッチメンの配給に参加させてほしい旨を申し出ました。なので、恐らくは、20世紀FOXが興行収益の歩合を受け取ることで、一件落着かな?!と思うのですが、なぜ、その話をここで持ち出したかと言うと、「ザ・スリーパーの権利の一部をライバルのハリウッド・メジャーソニー・ピクチャーズが持っているんですねぇ~もしかして、「スパイダーマンシリーズでソニー・ピクチャーズと縁の深いサム・ライミを起用したのはその問題の仲裁役も兼ねてもらうため?!
スリーパー

少女が夢見た一瞬の恋心を描いた短編アニメ「ショート・ラブストーリー」で、胸キュンしてください!!


ロースクールを卒業しながら、法律家にはならず、プロの映像作家の道を選び、世界のいろんな国で活躍しているカルロス・ラスカーノさんが、ストップモーションだけでなく、様々なアニメ技法を駆使して作った短編作品ショート・ラブストーリー」です。教室で隣りの席の男の子が気にかかる少女が夢見た、幸せでロマンチックな人生の白日夢を、セリフはなしで、感動的な音楽にだけ乗せて描いたファンタジックなラブストーリーです。フルスクリーンで、音を大きくして、ご覧になることをお薦めします。たぶん、ちょっと胸がキュンとしちゃうと思いますよ!!フとした一瞬の恋心を、一生に拡大して魅せたアイディアをカタチにできた才能がスゴイです。カルロスさんは、この作品を、ニコンのデジタル一眼レフカメラD70Sや、ソニーの軽量業務用HDVカムコーダーHVR-V1で撮影し、マックで、フォトショップや、ファイナル・カットアフターエフェクツなど、おなじみのソフトを使って映像の加工と編集を行なったとのことです。ココのカルロスさんのサイトで、詳しい製作の様子の写真や、他の作品なども紹介されているので、ぜひ訪れてみてください!!

ワーナー・ブラザースが製作中のダークヒーロー超大作「ウォッチメン」の映画化権は20世紀FOXのモノと裁判所が判断!!

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バットマン最新作ダークナイト」(公開中)で、アメリカ国内史上第2位の歴史的大ヒットをカッ飛ばしているワーナー・ブラザースが、バットマンに続け!!とばかりに製作している超大作のダークヒーロー映画ウォッチメン」(監督は「300」のザック・スナイダー)を、先月、ココで紹介しましたが、実は同映画について、ライバルのハリウッド・メジャー20世紀FOX映画化権は自分たちのモノであり、ワーナー・ブラザースは権利を侵害していると主張し、訴訟を起こしていました。その裁判でこの度、連邦地裁の裁判官ゲアリー・アレンが、ワーナー・ブラザース側が反対に提出した20世紀FOXの訴えを退ける要求を棄却し、映画の権利は20世紀FOXにあるとしたことで、今後、ワーナー・ブラザースは「ウォッチメンの製作を暗礁に乗り上げさせてしまう可能性が出てきました。事件の概略をカンタンにまとめると、1986年から1990年にかけて、20世紀FOXがDCコミックウォッチメン全巻の映画化権と、チャールズ・マッケオン(テリー・ギリアム監督のヒース・レジャーの遺作「パルナッサス博士の想像力」を書いた人)らが執筆した映画用脚本の権利を取得。しかし、1991年にそれら権利の一部をラルゴ・インターナショナル(スパイク・リー監督の「マルコムX」を作った会社)に売却したところ、1994年ラルゴ・インターナショナルが廃業してしまい、それを機に同社が持っていた「ウォッチメンの権利を、「ダイ・ハード」シリーズで知られるプロデューサーローレンス・ゴードンが譲り受けることになりました。その結果として「ウォッチメン」は、ローレンス・ゴードンがプロデューサーをつとめ、現在ワーナー・ブラザースで作られている訳です。
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とまぁ、その流れの上っ面だけを見ると、辛うじてウォッチメンの映画化に問題はなさそうですが、20世紀FOX1991年にラルゴ・インターナショナルに権利の一部を売却した際、仮に映画が完成した場合その配給権は20世紀FOXにあるとするオプション契約を交わしており、また、1994年にローレンス・ゴードンが権利を手に入れた際にも、20世紀FOX以外でウォッチメンを映画化する場合は、その残りの映画化権をすべて20世紀FOXから事前に買い取らねばならないというオプションも付けていました。裁判所は、それらから総合的に判断し、「ウォッチメンの映画化は20世紀FOXの関与を抜きにしては行なえないとして、20世紀FOXの訴えを支持する姿勢を見せたものです。また、20世紀FOXの主張は、様々な著作権の記録を公的に保管する合衆国著作権局でも誤りがないとして確認されています。ワーナー・ブラザースとしては、どうも抜け道も、勝ち目もなさそうな劣勢だけに、2009年3月の「ウォッチメンアメリカ公開までにどのような決着をつけるつもりなのか?!が注目されます。果たして、徹底的に裁判を争うのか?!、それとも、20世紀FOXがふっかけて来るであろう膨大な金額で、「ウォッチメン」の映画化権を完全に買い取り、「ダークナイトの儲けをみすみす掠め取られるのか?!、あるいは何らかの和解を行い、オプション契約で定められた収益の2.5%を20世紀FOXに献上するのか?!映画ウォッチメン」は、ワーナー・ブラザースの自画自賛の宣伝ではなく、コミック・ファン映画ファンなど一般からすでに、まさに第2のダークナイト</b>」!!と呼び声が高い作品なので、この奪い合いの攻防はシ烈を極めるでしょう。しかし、「ウォッチメン」をそこまで前評判の高い映画にしたのは、映画化権の在りかに関わらず、監督のザック・スナイダーはじめ、スタッフのセンスと努力であることを忘れず、彼らの労に酬いる決着をつけてほしいものです。でないと、ファンの反感を買い、ヒットするはずの映画も当りません!!
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「HEROES」のヘイデン・パネッティーアがパンツ売りの少女に?!、クジラ救済のため、ネットで着用済古着の販売をスタート!!

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ヘイデン・パネッティーア-2世界を救うにはチアリーダーなんかよりもクジラやイルカといった海の哺乳類を救うべきだと考えている、「HEROES/ヒーローズ」の不死身のクレア・ベネットこと、ヘイデン・パネッティーアが、そのクジラ保護活動の資金集めのため、ネットで自らの古着を販売するサイトを立ち上げ、彼女の着用済み水着(↓写真)も売り出していることから、クジラなんてどうでもいいマニアックな野朗どもをハァハァ…と買いに走らせています?!、このサイト PANETTIERECLOSET.Com は、ヘイデンのママレスリーのアイディアだそうですが(環境運動家になったのはママの影響?)、ヘイデンはママに「お願いだからパンツだけは売らないでッ!!」と頼んだそうで、危うくヘイデンはパンツ売りの少女になっちゃうとこだったみたいですね!!、売ってればきっとたくさんクジラを救えたと思いますけれど!!、ところで、先日、ココで伝えた、ヘイデンの両親が夫婦ゲンカして、パパのアラン・スキップが逮捕された事件ですが、その翌日(!)、家の近所で、夫婦が仲良く犬を散歩させてる姿が目撃され、ママのレスリーは、「警察に電話したの覚えてないの…」などとのたまい、パパのスキップも、妻の顔面の青アザについて、「マジで俺がやったとは思えない」などと言っていたそうで、要するに、2人とも泥酔していて、何も覚えてないようです!!、お幸せな夫婦ですが、そのノーテンキさのせいで、ヘイデンみたいな天真爛漫な笑顔の女の子が育ったんでしょうね!!、海外の芸能サイトなどでは「小人」や、ヒドイ時は奇形児」などと信じられない言葉で揶揄される、身長1m55cmでムチムチ体型のヘイデン・パネッティーアですが、その小柄なぶんだけ、彼女の古着は日本人の女性にもサイズが合うと思うので(むしろ小さい?)、ガールフレンドにヘイデン・パネッティーアの古着を買ってあげて着せ替えて楽しむ?のはいかがでしょう?!、もちろん、女の子が自分で買ってもいい訳ですが…。
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