あの全米№1アイドル、コーラ・コールマンが主演の最新ホラー「ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー」の予告編!!

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ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー-ポスター全米№1アイドルコーラ・コールマンて誰やねん?!と言われそうですが、コーラ・コールマンは、ドリュー・バリモアヒュー・グラントが共演した「ラブソングができるまで」(2007年)の中に出てくる架空のスーパー・アイドル。そのコーラ・コールマンが元アイドルの中年オヤジ、ヒュー・グラントに新曲を依頼し、作詞の才能のないヒュー・グラントが、たまたま出会った、文才のあるユニークな女性ドリュー・バリモアとコンビを組んだことから、恋が芽生える…というラブコメ映画でした。と、そんな映画の本筋はそっちのけで、明らかにブリトニー・スピアーズパロディである、ちょっとおバカなアイドルコーラ・コールマンのかわいさにひと目惚れして、彼女ばかりを観てた人もきっといるはず。今回、紹介する最新ホラーホーンティング・オブ・モリー・ハートリー」は、そのコーラ・コールマン役でラッキーなデビューを飾った新人女優ヘイリー・ベネット初主演作です。本作で、ヘイリー・ベネットが演じてるモリー・ハートリーは、アタマのおかしくなった母親に殺されかけたという心の傷を負った17歳の女子高生。転校し、心機一転、生れ変ろうとするモリーですが、母親の幻影は亡霊のようにしつこく彼女にまとわり憑きます。が、やがて、モリーは母が自分を殺そうとした真の目的が、彼女に18歳の誕生日を迎えさせないことだったと気づき、自分に隠された恐ろしい秘密を知る…といった内容です。監督ミッキー・リデルは、ベテランのテレビドラマ・プロデューサーで、「エバーウッド 遥かなるコロラド」では、父と息子の絆を描いていた人。それが映画監督デビューの本作では、母と娘の呪われた関係という正反対のテーマを取り上げたところがおもしろいですね。さて、かわいい20歳のヘイリー・ベネットは、現実でもコーラ・コールマンになるべく、今年6月から、いよいよ歌手としてのライヴ活動をスタートしました!!、デビュー・アルバムも準備中です。いずれはホントにトップ・アイドルとして、ツアーで来日してくれるかもしれませんが、その前に、この「ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー」の日本公開もお願いしたいです。ま、たぶん、DVDスルーになるでしょうが…。本作はアメリカでは10月31日のハロウィン公開で、1週早く24日に封切る「SAW5」を追撃する予定です。ガンバレ!!コーラ・コールマン!!
ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー-1
ホーンティング・オブ・モリー・ハートリー-2

アル・パチーノとデ・ニーロが引退前の大仕事?!、2人が刑事の最新スリラー「ライチャス・キル」のヤバい予告編!!

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ロバート・デ・ニーロアル・パチーノが、1995年マイケル・マン監督のハードボイルドな犯罪映画ヒート」以来の共演を果した、最新作のスリラー映画ライチャス・キル」が、アメリカでの公開日9月12日が近づき、3分21秒もあるR指定の予告編を公開しました。これまでに紹介した、ココココの予告編では、少しパッとしなかった本作ですが、さすがに尺が長いと内容がよくわかるせいか、映画の魅力が初めてシッカリと伝わり、前評判を見直すことになりそうです。「ライチャス・キル」で、ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが演じてるのは、ニューヨーク市警に勤続30年以上のベテランの刑事コンビ無法者を射殺する連続殺人事件が発生し、彼らが担当の過去の事件との関連が見つかったことから、引退目前にも関わらず、難事件の捜査を託されますが、闇の処刑人が被害者に怪しまれず至近距離に近づいてたことから、犯人は警察の者ではないかと推理します…。という予告編の最後に、デ・ニーロが思わせぶりに「警察バッジに従わない奴も銃には逆らえない…」みたいなことを言ってのけるので、う~んもしかして…と結末が気になる仕組みです。しかし、この予告編だけでも、ふたりの大御所俳優の存在感は、やっぱり圧倒的ですね。ナンだカンだ言っても、2人の“ゴッドファーザー”の共演は見逃せそうにありません。監督は、アル・パチーノの前作「88ミニッツ」(2006年)も手がけたジョン・アブネット脚本は「インサイド・マン」(2006年)のラッセル・ゲワーツです。
ライチャス・キル-ロバート・デ・ニーロ-アル・パチーノ-2

「ソウ」最新作「SAW5」の、「ヘルレイザー」みたいな献血キャンペーン・ポスター第2弾!!

ソウ-SAW5-献血ポスター2
今月初めにココで紹介した、残酷映画の「SAW5」が、アメリカの赤十字社と協力して行なっている「ハロウィン・ブラッド・ドライヴ」という献血キャンペーンポスターの第2弾が登場!!、前のポスターでは、美しい顔を正面から見せてくれていたナースのお姉さんが、この新しいポスターでは、顔中にピンのようなものを突き刺され、「SAW」じゃなくて、クライヴ・バーカー原作の「ヘルレイザー」シリーズに出てくる魔道士ピンヘッドみたいになってます!!、献血という、医療に関するマジメな社会貢献なのに、ポスターが残酷ホラーだなんて、日本の社会通念では許されそうにありません。でも、今回で映画同様、5回めとなる、この「ソウ」シリーズの献血の呼びかけが、大勢の賛同を得て、輸血に使える膨大な量の血液を集めたことは、前の記事でもお伝えした通りです。世間の関心を高め人の命を救えるなら残酷ホラーでもかまいません!!ということですよね。そんな訳で、人命救助のため、ジグソウには残酷な殺しに励んでもらい映画の続編と献血を続けてもらいましょう!!

サイモン・ペグ出演辞退で、タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」のキャスティングはやり直し?!

サイモン・ペグ-ホット・ファズ
クエンティン・タランティーノ監督の最新作の戦争映画イングロリアス・バスターズ」への出演決定を、ココでお伝えした、「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)、「ホット・ファズ」(2007年)で知られるイギリスのコメディ俳優サイモン・ペグが、スケジュールのやりくりがどうしてもつかないことを理由に出演を辞退し、断念すると発表しました。同映画のすでに発表されてるキャストの中では、主演のブラッド・ピットに次ぐランクのスターで、サイモン・ペグは準主役かな?!と思われていただけに、タランティーノはイチからキャストの見直しを余儀なくされそうです。サイモン・ペグは、「インディ・ジョーンズ」シリーズに主演しなかったトム・セレック(「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」を断って、一生、悔やみきれない人)のような心境と、冗談でその残念さを表現していますが、何と言っても、「イングロリアス・バスターズ」の製作決定が急だっただけに仕方がありません。「イングロリアス・バスターズ」は、これまでも何度もお伝えしてるように、タランティーノ監督が今年のカンヌ映画祭で、製作費のメドなど無いのに、来年のカンヌ映画祭で上映決定と無茶な製作発表をし、ネットで脚本を全部公開するなどして、その内容のおもしろさを伝え、その甲斐あって、ユニバーサル・ピクチャーズから製作費を引き出すことに成功し、10月13日から撮影スタートとスケジュールも決まりましたが、肝心の出演者やスタッフの大部分は空白で、本当に撮影できるの?!という状態です。タランティーノは自ら課したこの無理すぎるスケジュールさえ考え直せば、もっと使える俳優のオプションが広がるのですが、やはり、来年のカンヌで上映の公約にはこだわりたいのでしょうね…。ブラッド・ピットヨーロッパで撮影の本作と、同じく10月からアメリカで撮影が始まる新作ザ・ファイター」(主演はマーク・ウォールバーグ)を掛け持ちするのに加え、アメリカで12月公開の主演作ベンジャミン・バトン/数奇な人生」(2009年4月日本公開予定)のキャンペーンも行なうという過密スケジュールを覚悟して主演を承諾してくれましたが、タランティーノ監督は、さらなるブラピのような働き者の登場を期待するしかないようです。尚、サイモン・ペグは「イングロリアス・バスターズ」に代わり、イギリス人のコミックおたくのアメリカ珍道中を、自らの脚本で描くコメディ映画ポール」主演する予定です。監督は屈指のコメディスーパーバッド」(2007年)のグレッグ・モットーラで、これはこれで期待できる作品ですね。でも、ショーンがゾンビの代わりにナチスを倒していく姿は観たかった!!