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「アイアンマン」の日本公開日9月27日の3日後、9月30日にアメリカでは DVD / Blu-ray が発売されることになり、その宣伝のために公開された特典映像の未公開シーンです。アイアンマンに変身と言うか、パワードスーツで武装する大富豪トニー・スタークこと、ロバート・ダウニー・Jrが、秘書のぺッパー=グゥイネス・パルトロウに命じ、中東ドバイの邸宅でパーティーを開催させる場面です。プレイボーイのトニー・スタークは美女3人をはべらせ、周囲には4Pでヤりまくってると思わせておき、それをアリバイにして、アイアンマンとして極秘出動する訳ですが、4Pにしたのは、早漏じゃなくても、1人ではアリバイ偽装に充分の時間を稼げないから?!、しかし、子どもに説明できないアリバイの作り方なので、お父さん、お母さんは、この場面が映画からカットされて良かったかも?!、ま、実のところは何てことない、つまらないシーンなのでカットされたのかな?と思うのですが、この未公開場面のおかげで、映画本編の矛盾点がひとつ解決できたと、すでに映画を観たファンは納得しています。なので、「アイアンマン」を映画館でご覧になる際には、この場面を覚えておいて、ギャップを埋めてください。ところで、バットマン最新作「ダークナイト」(公開中)の歴史的大ヒットのせいで、すっかりカスんじゃった「アイアンマン」のメガヒット(3億1,671万ドルで歴代第22位)ですが、ロバート・ダウニー・Jrは、最新作の戦争コメディ「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(11月15日公開)の取材で、その「ダークナイト」を観た感想を聞かれ、「ダークナイト?!、訳わかんない、俺がアタマ悪いのかな?!、展開早すぎて、理解できなかったよ。もっぺん学校、行き直した方がいい?!」みたいな、「ダークナイト」を持ち上げてホメ殺したみたいな皮肉を述べ、“あれはヒーロー映画として、単純に楽しめないだろ?!”と暗にほのめかしました。ま、好みは人それぞれなので、もし「ダークナイト」が自分に合わないと感じた方は、わかりやすい「アイアンマン」の方にど~ぞ!!ということですね。
日別アーカイブ: 8月 16, 2008
バットマン、映画大ヒットでもガソリン代高騰のあおりで、バットモービルをやむなく“軽”に車種変更?!
アートコミュニティのサイト、グラフィックマウスに、Manips さんという人が投稿した、軽のバットモービルに給油してるバットマンの微笑ましいジョークのイラストです。アメリカでは4倍に跳ね上がった言われるガソリン代高騰のあおりを受け、バットマンも戦車のようなスーパーカーで、燃料を食いそうなタンブラーにばかり、乗っていられなくなったということでしょうか?!、しかし、ココのおじさんのように本物のバットモービル・タンブラーをカスタム・メイドするのは、ほとんど無理ですが、この軽のバットモービルなら、何とか真似できそうな感じがしますね。後輪だけ大きいところがカッコいいです!!、バットマン最新作「ダークナイト」(公開中)の現在のアメリカでの興行収入は、4億5,470万ドルで、歴代第2位の「スター・ウォーズ」(1977年)の4億6,099万ドルに追いつくまで、あと約630万ドルです。アメリカでは日曜日となる明後日(17日)には、「タイタニック」(1997年)の6億ドルに次ぐ、歴代第2位の座に着きそうです。まぁ、それだけ稼いでも節約は大事ということでッ!!
クエンティン・タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」の配役変更と、ドイツから頭足らんティーノの抗議の声!!
クエンティン・タランティーノ監督の最新作の戦争映画「イングロリアス・バスターズ」の出演者に変更があったので、お報せします。予定されていた「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」のデヴィッド・クラムホルツが出演しないことになり、代わりに、サム・レヴァイン(写真)が、その穴を埋め、キャストに加わることになりました。サム・レヴァインと言っても、日本では一般にほとんど知られていないと思うのですが、2002~2003年にかけて、日本テレビで放送されていた、ジャド・アパトー製作のコメディ・ドラマ「フリークス学園」で、二ールを演じてた人と言えば、あぁ、あの老け顔のガキか…ッ!!と覚えてる方もいるかもしれません。普段は主にテレビで活躍している俳優ですが、最近では、黒沢清監督の「回路」(2000年)をリメイクしたホラー映画「パルス」(2006年)などにも出演しています。サム・レヴァインの役柄については、詳しく知らされていませんが、ブラッド・ピットがボスをつとめる兵隊やくざのゲリラ部隊イングロリアス・バスターズの隊員のひとりであるのは間違いありません。この新たに加入したサム・レヴァインの起用から見えてくることは、タランティーノ監督は、どうも笑いのとれるキャストを集めている節が窺えることです。すでに発表されたサイモン・ペグ、B.J.ノバク、マイク・マイヤーズらは言うまでもなく、本職のコメディ俳優ですし、ブラッド・ピットもコーエン兄弟の最新作「バーン・アフター・リーディング」(アメリカ9月公開)で、コメディ演技の幅を広げています。イーライ・ロスは本職は映画監督(「ホステル」)で、俳優ではありませんが、マスコミの前に出る時はできるだけ、笑いをとるようにコミカルなキャラクターに努めているので、やはり、コメディ俳優に分類してもいいかもしれません。「パルプ・フィクション」(1994年)で残酷な場面もコメディのように、笑いで包んでみせる演出を披露したクエンティン・タランティーノ監督ですが、この「イングロリアス・バスターズ」も同様のタッチで仕上げ、自身の作品で最も高く評価され、カンヌ映画祭グランプリになった「パルプ・フィクション」の再現を、来年2009年5月のカンヌ映画祭でお披露目が公約の本作で狙っているのかもしれません。それにしても、10月13日の撮影開始まで、早くも2ヶ月を切ってしまいましたが、常識で考えれば、その日までに諸準備を整え、撮影に入るのは、ほとんど無理なだけに、タランティーノがここから、どんなミラクルを起こしてくれるのか?!、楽しみですね。が、しかし一方、撮影地として予定されているドイツから不穏なニュースが入ってきています。それは、「イングロリアス・バスターズ」の脚本を読んだドイツの映画評論家らが、タランティーノは、ドイツ軍をすべて残酷なナチスと決めつけて描こうとしており、実際のナチスやドイツ軍がどういうものかということをまるで理解していないと、普段は穏やかな井筒和幸監督が「あんな奴は頭足らんティーノじゃ!!」と名言を吐いたことを思い出すような、アンチ「イングロリアス・バスターズ」、反タランティーノの声が上がってきていることです。タランティーノは現実の歴史よりも、映画の歴史から“史実”を拾って、フィクションとしてのナチスを描こうとしてる可能性がありますが、先にドイツで、ナチスを舞台にした第二次大戦の戦争映画「ワルキューレ」(アメリカ12月公開)を撮影したトム・クルーズも、理由は異なるものの(トム・クルーズは、本人がカブれて、影の教祖をやってる新興宗教の問題)、撮影禁止などのボイコットを食らっているだけに、タランティーノも同様の目に遭わされないか?!が少し懸念されます。とまれ、何かと話題が展開する「イングロリアス・バスターズ」のニュースに、今後もご期待ください。
「スター・ウォーズ」のスター・デストロイヤーを、サンフランシスコ上空にリアルに飛ばせて見せたUFOフィルム!!
http://current.com/e/89204971/en_US
mhorn さんという人が作ったらしい、「スター・ウォーズ」シリーズに登場するスター・デストロイヤーや、AT-AT、TIEファイターなどの戦闘兵器の乗り物を、サンフランシスコの日常の風景に出現させた擬似UFOフィルム?!です。「クローバーフィールド」風の手ぶれカメラワークもリアル感を盛り上げていて、どういう世界観か?はわかりませんが、帝国軍が現代のアメリカに普通に駐留してる「スター・ウォーズ」のモッキュメンタリー(嘘のドキュメンタリー)というのもおもしろそうです!!、昼間の空に見るお月さまのようにポッカリと浮かんだデス・スターも言い知れぬ雰囲気の存在感を湛えていて、イイですね。「スター・ウォーズ」は、もう完全にジョージ・ルーカスのセンスを超えて及ばない想像力で、ファンの方が、その世界を独創的に拡大してると思います。だから、平凡な「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(8月23日公開)は、ファンからも無視されて、ほとんど話題になっていないんでしょうね…。
最新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」、映画は公開延期でも、写真は平気で追加リリース?!
今朝もココで追加記事をお届けした、今秋11月から、来年2009年7月に公開が延期され、ファンのみならず、映画関係者にもショックを与えてしまったシリーズ最新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が、映画は封切らないくせに、新たに写真を追加リリースしました!!、来年夏公開であることを考えると、早すぎる写真公開な訳ですが、たぶん予定解禁日が来ちゃったので、そのままメディアが公開してしまったのかな?!と勝手に想像します。ま、すでにココやココでも写真を紹介していますし、今秋公開に向け、予告編もココに出していますから、今さら写真を6枚追加したところで、同じことですけどね…。それにしても、こんなに中身をチラつかせておきながら、公開を約1年も先伸ばしするなんて…、本当にガッカリであると同時に、拷問みたいな目に遭わされ、怒り狂ってる世界中のファンの反発など、今後の成り行きも気になります…!!
公開延期の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を表紙にしちゃったエンタテインメント・ウィークリーと、おかげで大儲けのディズニーの話題!!
← アメリカでこの秋公開の映画の特集を組み、イチオシとして「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を表紙にしてしまったエンタテインメント・ウィークリー誌(以下、EW)の最新号の写真です。昨日、ココでお伝えしたように、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は、今年11月21日(日本29日)の公開予定が突然、来年2009年7月17日に変更されてしまいました。なので結果として、EWは、この秋、公開されない映画を大プッシュして、大恥をかいてしまった訳ですが、それが何でニュースになるか?と言うと、EWと「ハリー・ポッター」シリーズのワーナー・ブラザースは、同じタイム・ワーナー傘下のグループ会社だからです。その為、EWは言わば、ワーナー・ブラザースご用達の映画情報誌のような性格を若干、持っているので、だから当然として、ワーナー・ブラザースの「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を表紙にし、イチオシにした訳ですが…、ワーナー・ブラザースは身内のEWにさえ、内々にでも公開延期を示唆してはあげなかった訳ですね。封切りまで3ヶ月と目前の時点での公開延期は、興行関係者には当然、代わりに上映する映画を用意しなければならないなど、作品編成のカレンダーの組み替えや、予告編の差し替えなどを余儀なくしますし、配給会社は、すでに11月の封切り日の日付けを入れて印刷してしまったポスターや前売り券などを修正しなければならないだけでなく、テレビスポットCMや試写会のキャンセルなど、宣伝プランもやり直さなければなりません。そんな風に、多くの関係者が迷惑を被り、ワーナー・ブラザースの重役たちにふりまわされてしまったことの象徴が、この身内でさえ無視されたEWの表紙だと、欧米のメディアでは批判されています。アメリカでは、我先にとばかり、サマームービーの公開をライバル他社より早めていった結果、映画界では5月から“夏”になってしまったのですが(日本ではGWですね)、ワーナー・ブラザースは今夏、バットマン最新作「ダークナイト」(公開中)を、他社のサマームービーが出尽くした感のある7月18日という、世間一般での本来の“夏”に封切ったところ、歴史的なヒットになったことから、そこに勝機を見出し、夏深まったミッドサマー・デイ公開こそ、新たなヒットスポットだと金鉱を掘り当てたような気になり、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を7月17日に移動させたのではないか?!とも言われています。けれど、前回の記事でも指摘したように、「ハリー・ポッター」シリーズが夏場に弱いことは証明済みですから、ワーナー・ブラザースのマーケティングの責任者の考えはよくわかりません。また、今年2月にニュー・ライン・シネマを吸収したワーナー・ブラザースは、旧ニュー・ライン・シネマの抱えていた新作がラインナップに加わったことで、作品供給過剰となり、自社作品同士のつぶし合いが避けられないことから、事態を収拾する余裕をもうけるのに、強力すぎる「ハリー・ポッターと謎のプリンス」を移動したとも言われています。しかし、それで、後3ヶ月と楽しみにしていたのが、1年先に伸ばされ、落胆を隠せないファンに対し、せめて、先の「バットマン/ダークナイト」で大成功した、ファンが一緒に楽しめる長期的な素晴らしい宣伝活動でも行なってくれるといいのですが…。さもなければ、すでに最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝」を前後編に2分割という出し惜しみを行なった上での、今回の「謎のプリンス」の公開延期ですから、コアなファンによる「J・K・ローリングの原作本さえあれば、もう映画はいらない!!」という、何だか、聖書だけが唯一の教えで、偶像は良しとしないカソリック的?な映画ボイコットの抗議運動が本格的に拡がってしまうかもしれません。尚、EW誌は、ワーナー・ブラザースに対し、「身内だと思っていたのに…」と、遺憾の意を表明しています。最後に、ちなみですが、アメリカでは、強力なライバルがいなくなったのを、これ幸い、ディズニーが最新作のアニメ「ボルト(↓)」(声の出演はマイリー・サイラス)の感謝祭(11月27日)前日の26日(水)公開予定を早めて、本来の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開日21日(金)に滑り込ませ、ウィークエンドに初公開とし、週末にガッポリ稼いで、さらに週明けの平日も感謝祭のホリデイなので、さらに続けてガッポリ儲けるという、機を見た素早い対策を取りました。どうやら、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開延期で得をするのは、ひとまず、ディズニーだけのようです。