「バットマン/ダークナイト」のCMディレクターが映画進出?!、仕掛け人はマイケル・ベイです!!

サミュエル・バイエル
↑ の写真は、1962年生まれ音楽ビデオCMディレクターサミュエル・バイエルという人です。と、いきなり、言われても、フ~ン…ていう感じですよね?!、なので、とりあえず、 ↓ に用意した、サミュエル・バイエル監督のCM作品集をまずはご覧下さい。
ドミノピザ/ダークナイト編

襲い来る危険をものともせず、夜のゴッサムシティをクルマで駆け抜け、
ピザを配達する美人のデリバリー・ガール
、でも、お届け先は…
ダークナイト」の映画のタッチを微妙に再現してるのがスゴイです!!
ペプシコーラ

空中を舞う巨大なボールを世界の人たちが協力してリフティング!!
でも、海に落っこちそうになり…ラストのオチ感動です!!必見!!
インテル/マイクロソフト

エイリアン」や「猿の惑星」など、名作映画のパレード?!がたどり着くのは…。映画ファンには必見のすごく楽しいCMです!!
ナイキ

人はなぜ、走るのか?!テーマに、戦場で追いつ追われつの敵味方や、獲物を追う狩人警官と犯人など、時代も設定も異なるいろんな映画の
疾走シーンのような場面
が描かれ、その走り着く先は…。
ジープ/JEEP

世界が崩壊しても、気づかないぐらいこのクルマは振動しません!!
サミュエル・バイエル監督が、ここに登場してきたのは、彼の映画監督デビュー作が、マイケル・ベイ・プロデュースによる「フィアスコ・ハイツ」(Fiasco Heights)という作品に決まったからです。「フィアスコ・ハイツ」(Fiasco Heights)は、カイル・ウォードという新人の脚本家が書き下ろすクライム・アクション・スリラーで、“フィアスコ・ハイツ”(フィアスコ=大失敗)という、犯罪がはびこる架空の町を舞台に、主人公のガンマンと、ギャンブラー私立探偵、それに悪女といった、いわゆる、ひとクセもふたクセもある連中が、犯罪シンジケートの組織と、謎のブリーフケースを奪い合う…といった内容です。出演者や映画の詳細、製作日程などはまだ知らされていませんが、 ↑ 上のCM集をご覧になれば、この監督はちょっとやってくれそうだなぁッ!!という期待が自然に高まりませんか?!、サミュエル・バイエル監督は、ミュージック・クリップのディレクターとしては、グリーン・デイや、スマッシング・パンプキンズシェリル・クロウに、ニルヴァーナといった、多数のトップ・アーティストばかりを手がけ、MTVアワードで、2005年2007年2回ディレクター・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。映画でも監督賞を獲れるような、新しいヴィジョンを見せてほしいですね!!

「ホステル」のイーライ・ロス監督が殺人バット持参?!で、クエンティン・タランティーノ監督最新作「イングロリアス・バスターズ」に出演!!

イーライ・ロス
M・ナイト・シャマラン監督のクソ映画ハプニング」(2008年)を上映中の映画館なら、ガラ空きでバレないだろうと思ったのか?!、平日昼間のロサンゼルスの某映画館で、高校生ぐらいの若い女の子の頭を股間に押さえつけ、館内でフェラチオさせてる様子が目撃され、「マーク・ウォールバーグの猿顔見ながらよく勃起できたなぁ!!」などと、その変態ぶりがバカにされて噂になってる、ホラー映画ホステル」シリーズの監督イーライ・ロスが、その「ホステル」シリーズのプロデューサークエンティン・タランティーノ最新監督作第二次大戦の戦争映画イングロリアス・バスターズ」に俳優として出演するそうです。イーライ・ロスは、「ホステル」だけでなく、「グラインドハウス」のフェイクの予告編感謝祭」を作ったり、タランティーノが監督した本編デス・プルーフ」(2007年)にも出演するなど、言わば、まぁ、タランティーノ組なので、恐らく今後、続くであろう、タランティーノ映画でおなじみの顔ぶれからの参加第1号といった感じでしょうか?!、イーラス・ロスの役どころとしては、たぶん、ブラッド・ピットが率いることになる、アメリカ軍の兵隊ヤクザ部隊イングロリアス・バスターズの隊員のひとり、ドニー・ドノウィッツ軍曹とのことで、野球のバットを武器、ナチスの頭をガンガンにヒットするキレ気味のキャラだそうです。ところで、以前、ココでお知らせしたレナオルド・ディカプリオが、そのバットで殴られるかもしれないナチスの残酷な将校ハンス役にオファーされているという情報のその後ですが、これはそもそもが、映画メディアの最高権威バラエティが最初に発信した、ほぼ空想のガセネタ”だったことがわかりました。ファンの方は残念と言うか…、レオがユダヤ人を迫害する姿などあまり観たくないので、むしろ、ガセネタでよかったですね。代わりにタランティーノは、その“ユダヤ人ハンター”ハンスには、本当のドイツ人の俳優を配役するそうです。最後に、ちなみにですが、↑の、イーライ・ロス監督がSMでヒィーヒィーと官能してる写真は、以前、ココでチラと紹介した、テキサスのカリスマ映画館アラモ・ドラフトハウス・シネマが、「ホステル2」(2007年)公開で行なったイベントの一幕です。自作の新作映画の公開で、あいさつに来た監督が、テメェー不道徳な映画作ってんじゃねえよッ!!と、SMで責められるイベントというのも珍しいですが、冒頭のフェラチオだけじゃなく、映画館でSMもやってたのかよ?!と思うと、イーライ・ロスはよほど映画館というシチュエーションが好きなんだなぁ~と、ちょっと笑ってしまいました

タイの格闘スター、トニー・ジャーが韓国マフィアのヒットマンに命を狙われ、現場放棄した「マッハ2」に復帰決定!!

トニー・ジャー-マッハ2
最新作格闘アクション映画マッハ2 (Ong-Bak 2)」(ココに予告編)で、主演のみならず、初監督にも挑戦していたトニー・ジャーが、撮影現場を放棄し、失踪、その後、姿を現したと思ったら、同映画を製作し、トニー・ジャーが所属している映画会社 Sahamongkol Film との間での金銭トラブルを訴えた事件を、ココココで伝えてきましたが、結末として、の写真のように両者の間で和解が成立し、トニー・ジャーが「マッハ2」の監督・主演に復帰し、撮影が再開されることになりました。ひとまずはメデタシメデタシという感じなのですが、ココで伝えた、トニー・ジャーの涙の会見以後、和解に至る迄の経緯でさらに波乱があったので、お伝えしておきます。まず、先月末25日に Sahamongkol Film の社長シア・ジャン(Somsak “Sia Jiang” Techaratanaprasert)氏が(↑上写真右)、トニー・ジャーは息子も同然早く帰ってきてくれ!!涙の会見を開き、それを受けたトニー・ジャーも、先月28日にタイのテレビに出演し、自分がトニー・ジャー-弁護士悪かったと泣いて慈悲を乞うたことで、お涙ちょうだいの展開となり、事態はアッケなく収束かと思われた訳ですが、急転直下、トニー・ジャーの弁護士が会見を開き(←左写真)、「マッハ2」復帰にあたり、“7つの要求”を、 Sahamongkol Film に突きつけました。その“7つの要求”とは、以下の通りです。
1) 「マッハ2の不足分の製作費5,500万バーツ(約1億7千万円)を支払え。(映画の直接経費は含まないと変な但し書きがされてるので、全額がトニー・ジャーの追加のギャラってこと?!)
2) 「マッハ2の製作続行に辺りトニー・ジャーがスタッフの選択権を持つ
3) 「マッハ2の海外興行の経理をトニー・ジャーの私的マネージャーが
  監査する

4) 「マッハ2完成の期限は11月30日までとする
5) トニー・ジャーのマッハ2の出演料監督料の内訳を明らかにせよ
6) 「マッハ2公開にあたり当初の興行収益の25%を受け取る契約では
  なく、トニー・ジャーに無条件に5,000万バーツ(約1億6千万円)を興行
  収益からの取り分として与えよ

7) Sahamongkol Film はトニー・ジャーとの10年先までの長期に及ぶ独占
  契約を破棄し
トニー・ジャーを自由の身として解放せよ
これらの要求を受けた Sahamongkol Film は、全面的にこれを退け、代わりにトニー・ジャーが契約を破り、「マッハ2」に復帰しない場合、今後、映画を完成させて封切ったとしても、約束している興行収益の25%は支払わないと逆襲に転じました。こうして泥仕合がまた再開され、これでトニー・ジャーもついにタイ映画界から追放で引退か?!と、マスコミに見出しが踊り、去就が注目されたのですが、ここでいきなり、想像を絶する展開です!!、トニー・ジャーの両親が、警察に出向き、「マッハ2に出資してる韓国系の資本に雇われたコリアン・マフィアが息子を拉致・監禁し脅迫してるので助けてほしいと、救助を願い出たのです!!、が、この騒ぎは起きてすぐ、トニー・ジャーがテレビ出演し、事態を鎮めるため、健在であることを訴えたので、大事件になりませんでしたが、そのテレビ番組で、肝心のコリアン・マフィアに拉致されたのか?!という質問に、トニー・ジャーは答えられないとして、歯切れの悪い素振りを見せています…。そして今週、月曜日(4日)、の写真のように、タイ王立警察の庁内で、警察本部長(上写真中)が仲介人となり、トニー・ジャーSahamongkol Film の社長シア・ジャン氏の話し合いが実現し、トニー・ジャーの「マッハ2復帰が決まったのですが、なぜ警察で話し合いが行なわれたか?と言うと、トニー・ジャーがサファリ・ルックのヒットマン(マジかよ?!)に追け狙われ、命が危険なので、警察の中で話をつけようと呼びかけたからです。この和解の条件として、シア・ジャン社長は先の“7つの要求はすべて受け入れていませんが、トニー・ジャーに対し、本来の月給5万バーツ(約16万円!!)の700倍にあたる、3,600万バーツ(約1億1,500万円)を特別ボーナスとして、支払ったことを明かしています。また、トニー・ジャーとの10年間に及ぶ独占契約については、「マッハ2完成後に、あらためて話し合うとし、まずは何より映画の完成が先決としています。
トニー・ジャー-マッハ
結局、今回の失踪から泣き落とし、挙げ句は脅迫という騒動が何だったのか?!の真相は、当事者だけが知りえる秘密として、闇に消えていくと思いますが、コリアン・マフィアの暗躍や、ヒットマンの登場など、それらが駆け引きのための作り話でないなら、映画以上に凄まじいタイ映画界の暗部が顔を覗かせたのかな…?!という感じがします。また、トニー・ジャーがあれだけの危険なスタントにカラダを張って命を賭けた代償が、別に映画の売上げの歩合もあったかもしれませんが、月々たった16万円だったというのは、日本人にはショックな感じがします…。16万円を、タイの庶民の実質的な価値観に置き換えれば、50万円以上や、下手すると100万円近い価値にもなるでしょうが、バンコクで外国人もよく利用する高級なお店に行けば、日本とそう値段も変わらないので、やはり、国際的なアクション・スターが月給16万円というのは異常だったのでは?!、トニー・ジャー的には、これじゃあ日本の非正規雇用労働者の蟹工船的な残酷物語と変わんねえよ!!とヤケになって起こしたストライキだったのかもしれません。しかし、それでゴネてみたら、ポンと1億円が出てきたのですから、ホントはいったいいくらピンハネしていたんでしょう?!タイの芸能界の制度や、他のタレントのギャラの仕組みなどを知らないので、もしかしたら、トニー・ジャーはゴネすぎなのかもしれませんが、いずれにしろ、本来見せてはいけない映画界の裏事情を、ワイドショーの連続ドラマ?!として展開してしまったことで、「マッハ2の観客は少し複雑な気持ちで映画を鑑賞することになってしまいそうです。「マッハ2」は、トニー・ジャーがヒットマンに殺されなければ、タイ国内で今年12月に公開の予定です。

おい、スタローン、その刺青、怖すぎてヤクザにしか見えないよ!!

シルベスター・スタローン-1
シルベスター・スタローンヤクザ映画を撮影中か?!と見間違う写真ですが、これでもパパとして家族サービスのため、一家でスペイン夏休みのバカンスをお過ごし中の様子です。迫力の刺青は、大事な商売道具の上半身?!に傷をつける訳にいくはずないので、ペイントのボディー・アートでしょうね。ビーチでのオシャレとして、ファッション感覚でやってみたのでしょうが、サングラスブッ太い葉巻も合わせ、かなり怖いその筋の方みたいになっちゃいました!!、 ↓ の写真では、息子とゲームか?何か?でもしてるのでしょうが、怪しいヤクの取引きのようにしか見えません!!、しかし、ステロイド頼みとは言え、62歳でこのカラダとは…。スタローンの最新作インド映画インクレディブル・ラブ」へのゲスト出演。「ランボー5も早く作ってほしいですね!!
シルベスター・スタローン-2
シルベスター・スタローン-3
シルベスター・スタローン-4

バットマン最新作「ダークナイト」が史上最速で4億ドルを突破!!

バットマン-ダークナイト
アメリカの興行記録を次々と書き変えているバットマン最新作ダークナイト」が、アメリカでは昨日となる4日の月曜日に、さらに628万ドルを稼いで、たった18日間でトータルの興収が4億ドルを突破し、史上最速記録となりました!!、これまでの最速記録は、「シュレック2」(2004年)の公開43日めなので、「ダークナイト」は一気に記録を25日間も短縮という、尋常ではない勢いで観客を映画館に吸い寄せてることになります。歴代興行記録では、現在、第8位の「ダークナイト」ですが、第7位の「スパイダーマン」(2002年)=4億300万ドルを抜いて、間もなく第7位に浮上します。海外市場においては、「ダークナイト」は、まだ2億200万ドルしか稼いでいませんが、日本がようやく今週末(9日)から公開なのに加え、ドイツフランスといったヨーロッパの国々でも、まだ封切られていないので、数字はこれから本格的に上がっていく予定です。これまでに「タイタニック」(1997年)しか成し得なかった5億ドル突破の可能性も見えてきた「ダークナイト」ですが、「タイタニック」の記録6億ドルは遠く、また同時に「タイタニック」が作った世界全体での売上げ18億4,000万ドルに至っては、3分の1しか到達しておらず、「バットマン/ダークナイト」もさることながら、「タイタニックがいかにスゴカッたのかも、あらためて思い知らされます。日本で「タイタニック」が作った記録260億円に、「ダークナイトはどこまで迫れるでしょうか?!