先週末18日(金)に全米公開され、最終的に1億5,840万ドルのオープニング週末興行の新記録を打ち立てた、バットマン最新作「ダークナイト」(8月9日公開)について、オンラインで映画チケットを販売している FANDANGO.com の行なったアンケートによると、この週末に「ダークナイト」を観た観客のうち64%が、また映画館に「ダークナイト」を観に行く予定と答えており、そう答えたうちの62%が、くり返し映画館に足を運ぶ理由として、ヒース・レジャーのジョーカーのパフォーマンスがスゴイのでまた観たいと答えているそうです。と言うことは、単純に考えても、1億5,840万ドルの64%=1億137万6,000ドルもの莫大なチケット・セールスがリピーターだけで見込まれることになり、まだ映画を観ておらず、これから観ようという人、さらにそのリピーターもいることを含めると、2008年最大のヒット作はバットマン最新作「ダークナイト」に決定と結論づけてよさそうです。実のところ、「ダークナイト」はまだ製作費の1億8,000万ドルは回収していませんが、これまでの数字はアメリカ国内だけの話で、今後、報告される海外セールスの数字を含めていけば、大きな黒字になることは確実です。世界各国でどれだけヒットしていくのか?!、また驚異の数字が出るのが楽しみですね。 ↓ 以下は、「ダークナイト」が新たに樹立した主な興行記録です。また、冒頭のアンケートを行なった FANDANGO.com では、1秒に15枚のペースで「ダークナイト」のチケットが売れ続け、1日で販売したチケットが最も多い映画として、「ダークナイト」が記録を作り、トップに立ったそうです。
★上映映画館数 4,366館
★深夜興行(18日/金の早朝) 1,850万ドル
★アイマックス・シアター(94館)での深夜興行 64万ドル
★公開初日(18日/金曜日) 6,780万ドル
★公開2日め(19日/土曜日) 4,300万ドル
★週末興行 1億5,840万ドル
★アイマックス・シアターでの週末興行 620万ドル
余談ですが ↓ 下の写真は、そんな「ダークナイト」上映中の超満員の映画館に、家族?でやって来たハル・ベリーです。ハル・ベリーは、原作コミックではバットマンのガールフレンド?みたいなキャラクター、キャットウーマンを、2004年の映画「キャットウーマン」で演じており、実はバットマンとは浅からぬ縁の持ち主。もしかして、「ダークナイト」を観ながら、3本めではキャットウーマンにお声がかからないかしら?なんて、ちょっと考えたりして?!、ま、ハル・ベリーの「キャットウーマン」は、サイテー映画の賞、ラジー賞を独占でしたが…。