「スピードレーサー」(7月5日公開)で加速どころか、失速してしまった、「LOST」スターのマシュー・フォックスが、鬼プレス(オレゴンのコミック出版社だけど、社名は日本語)から来年2009年に出版される「ビリー・スモーク」という、ヒットマンが主人公のコミックの映画化に主演することが早くも決まりそうです。原作のコミックすら出版されてない段階なので、当然、脚本・監督・共演者など、何も決まっていません。そんな先の先の映画製作のニュースがなぜ、このタイミングで出てくるか?というと、先週末にアメリカで公開されたアンジェリーナ・ジョリーの殺し屋映画「ウォンテッド」(日本9月公開)が大ヒットしてるから!!、そんな訳で、どうもマシュー・フォックスは、アンジーが「ウォンテッド」で演じた殺し屋フォックスの男版を演じることになりそうですね。ストーリーの方も、ミッションの途中で死にかけた殺し屋が九死に一生を得て、自分のすべきことは、この世から悪の殺し屋を抹殺することだ!!と使命感を持ち、正義の殺し屋になるという、ちょっと「ウォンテッド」に似たお話。映画はワーナー・ブラザースと鬼プレスの共同製作となるそうですが、公開日も未定。「ビリー・スモーク」のストーリーを手がけるのは、他にも映画化の予定があるB.クレイ・ムーア、左上のようなタッチの絵を描くエリック・キムが作画を担当します。ところで、ヒットマンと言えば、ニコラス・ケイジも「バンコク・デンジャラス」(アメリカ9月公開)でやってんじゃんッ!!、という訳で、↓ 下はその「バンコク・デンジャラス」から、新たにリリースされた動画ですが、う~ん、殺し屋ブーム到来の中で、本作も、ティモシー・オリファント主演の「ヒットマン」(2007年)と同じく無視されて終わりそうな感じがします…。
http://www.traileraddict.com/emb/5300
http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2489889&pid=877155568