フランスの色男ロジェ・ヴァディム監督が、当時の嫁さんジェーン・フォンダを主演に作った、エロチックSF映画「バーバレラ」(1968年)をリメイクして、「プラネット・テラー」(2007年)の片足マシンガール以上にもっと、嫁さんのローズ・マッゴーワンのエロさを自慢したくてたまらないロバート・ロドリゲス監督が、「バーバレラ」の企画が前進しないため、代わりに1985年に、アーノルド・シュワルツネッガーと、後に「ロッキー4/炎の友情」(1985年)に出演し、シルベスター・スタローンの嫁さんとなるブリジット・ニールセンが主演した、ソード・ファンタジーの「レッドソニア」をリメイクすると、USAトゥデイが伝えています。「レッドソニア」は元は、そのシュワルツネッガー主演で映画化された「コナン・ザ・グレート」(1982年)の原作コミック「コナン・ザ・バーバリアン」(さらに原作の小説がある)の中に登場した人物で、人気を得てスピンオフし、単独のコミック・ヒロインとなった、ちょっとエッチなキャラクターです。しかし、このリメイクで、残念ながらロバート・ロドリゲスは製作だけを担当し、監督は、ロドリゲスのアシスタント監督をよくつとめていて、単独でも「ハイランダー 最終戦士」(2000年)などを発表しているダグラス・アーニオコスキーがあたるそうです。「ハイランダー 最終戦士」の評価が低いことから、すでに「レッドソニア」には、あまり期待できないなぁ…と言った声もあるようですが、ロバート・ロドリゲスは「シン・シティ2」などを抱え、多忙なことから、助手として気の知れたダグラス・アーニオコスキーに現場を任せはするものの、嫁さんの映画だけに、自分は裏でキチンとクォリティ・コントロールをするのじゃないでしょうか?!、ま、いずれにしろ、レッドソニアのビキニの戦闘服に身を包んだ??とは言い難い、露出過剰なローズ・マッゴーワンのエロいグラビアを眺めるような素晴らしい映画になるのは、ハナから想像ができますが…。オリジナルの「レッドソニア」も、スタローンを悩殺したブリジット・ニールセンと、シュワルツネッガーの肉弾戦だけが売りの映画でしたしね。公開は2010年に予定とのことです。しかし、もし、シュワルツネッガーの演じたコナンが、また映画に登場するのなら、それを本作では誰が演じるのか?!の方が問題です。「コナン・ザ・グレート」のリメイクもずっとくすぶっているだけに…。↓ 下はオリジナルの「レッドソニア」の予告編です。当時はこれでフツウなんでしょうが、いま観ると、グラインドハウス風にアレンジした?!としか思えません。でも、ロバート・ロドリゲスとローズ・マッゴーワンは、この映画を一度も観たことがないそうです!!、ホントかなぁ…?!