★タランティーノが戦争映画作るまではひきこもりを宣言!!
↑クエンティン・タランティーノ監督が、テキサスの有名な映画館アラモ・ドラフトハウスがスペインで行なう予定の出張上映会のイベント、ローリングショーへの参加をキャンセルし、その理由として、次回作「イングローリアス・バスタード」の準備が整うまで、今後、公式の場には姿を見せないと宣言した。「イングローリアス・バスタード」は、リー・マーヴィンの1967年の「特攻大作戦」のリメイクのような映画で、タランティーノは前作「グラインド・ハウス」のワールド・キャンペーンの最中から脚本を書き始め、それが仕上がった模様。今年のカンヌ映画祭で、来年のカンヌに同映画を完成させて持ってくると約束したが、世間は半信半疑。タランティーノは自分が本気だということを示すために、先のような背水の陣のコメントを出したと思うが、本当に出来るのかなぁ?!、スペインまで行くのが面倒臭くなり、家で酒呑んでるだけじゃ…?、ちなみに、主演はマイケル・マドセンとタランティーノは言ってます。
★腕っぷしのヤクザなシャーロック・ホームズ映画が誕生?!
→「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(1998年)や「スナッチ」 (2000年)などのアウトローな映画で知られるガイ・リッチー監督が、名探偵シャーロック・ホームズの映画を撮るという、お互いにイギリス人という共通点以外は、かなりミスマッチな映画が実現する。本作は、この映画の製作もつとめるライオネル・ウィグラムの未発表のコミックが原作となり(「ハリー・ポッター」を製作してる人だけど、漫画も描けるの?)、現代的なホームズのリ・イマジニング映画となる予定。元は、「ディセント」のニール・マーシャルが監督する予定だったが、巡りめぐって、ガイ・リッチーに変わった。脚本を、↓下のマット・デイモンが主演する「ザ・ヒューマン・ファクター」を書いたトニー・ペックハムが担当し、2010年にワーナー・ブラザースから公開される。そもそもコナン・ドイルの原作では、シャーロック・ホームズは、コカインやモルヒネを常用のジャンキーな側面もあるので、ガイ・リッチーの映画では、そういったアナーキーなシャーロック・ホームズが観られそう?!
★ブラッド・ピットに惚れられちゃったテーブル!!
↓家具マニアのブラッド・ピットが今週の火曜日、スイスで買った29万ドル=3000万円の変なテーブル!!、オランダ人のデザイナー、ジェロエン・バーホーベンの作品。フランスの新居のお城に置くんでしょうね。それとも、もしかして、アンジェリーナ・ジョリーのバースデイ・プレゼント?、アンジーは6月4日が誕生日で33歳。おめでとさんです。
★リドリー・スコットのSF映画がまた観られることになりました!!
←「ブレードランナー」、「エイリアン」と、SF映画の大傑作を自分で作っておきながら、昨年8月、「SFは西部劇同様終わった過去の遺物のようなジャンルだ」と発言し、物議をかもしたリドリー・スコット監督が、次回作としてSF映画を撮ると、エクリプス・マガジンのインタビューで語った。リドリー・スコットは、20年間、待ち望んだ原作にようやく巡り会えたと興奮気味に語っているが、その原作が何かは明かしていない。つけ足しておくと、リドリー・スコットが「SFは死んだ」と発言した真意は、SFXやCGの視覚効果頼みで、ロクなストーリーのSF映画がないという後進への苦言。なので、その20年間、待ったストーリーで、SF映画はこう撮るんだ!!という本格派の真骨頂を観せてくれることに期待したい。
★エドワード・ノートン、新作「ハルク」で脚本家を名乗るはダメ!!
←最新作「インクレディブル・ハルク」のスタッフ・クレジットの脚本の欄から、主演のエドワード・ノートンの名前が削られることになった。同映画の脚本は実質的には、エドワード・ノートンのオリジナルと言われているが、今後は元々の脚本を書いたザック・ペンの名前だけが記される(ザック・ペンは「X-MEN:ファイナル ディシジョン」の下手な脚本家)。映画を製作したユニバーサルは、全米脚本家組合の決定とだけコメント。こういった脚本をめぐるトラブルの場合、当たり前だけど、組合は脚本家側を支持する。とりあえず、エドワード・ノートンの脚本の出来栄えはどんなものか?!、映画の公開が楽しみ。日本公開は8月1日です。
★ダグ・リーマン監督が、ニコール・キッドマンのダンナにラッセル・クロウを希望!!
→ブッシュ大統領のデッチあげ情報操作を、夫の外交官ジョー・ウィルソンが告発したことにより、妻のバレリー・プレイムがトバッチリを受け、彼女はCIAの秘密工作員であると、事もあろうか、アメリカ政府自らが国家の機密を暴露したスキャンダル事件を、ニコール・キッドマン主演で映画化する監督のダグ・リーマンが、MTVのインタビューに答え、ニコールの夫ジョー役にラッセル・クロウを考えていると発言した。実際に、ジョー・ウィルソンとラッセル・クロウの両者に会ったことがあるダグ・リーマンは、ふたり共、周囲を圧倒する迫力を持った強面のタフガイという点がそっくりと話している。ニコールとラッセル・クロウの夫婦が実現すれば、オーストラリア人同士の主演となる。そのニコールは最新作「オーストラリア」でも、オーストラリア人のヒュー・ジャックマンと共演しており、とかくオーストラリアづいているみたいですね。↓下の動画はその「オーストラリア」の予告編。監督は「ムーラン・ルージュ」(2001年)でもニコールとコンビを組んだバズ・ラーマン。バズ・ラーマン監督もオーストラリア人です。海外では今年11月から公開。
http://www.traileraddict.com/emb/4993
★クリストファー・リーが90歳まで生きるかは「ホビット」次第?!
←「ロード・オブ・ザ・リング」の原作の大ファンで、映画で魔法使いの白のサルマンを演じたクリストファー・リー86歳が、エンパイア誌のインタビューに答え、ギレルモ・デル・トロが監督する「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚の超大作「ホビット」に、いつでも出る用意があると出演希望の意思をほのめかした。もし出演できることになれば、映画の撮影が始まる2010年には、リーは88歳!!。ガンバッて長生きしてほしいが、もし出演できなくて、ガッカリでポックリ?!、とか、されると困るので、デル・トロの責任は重大??
★マット・デイモンって、ラグビーできたっけか?!
←マット・デイモンが、クリント・イーストウッド監督の「ザ・ヒューマン・ファクター」に、ラグビー選手役で主演することが決定した。同映画は、南アフリカを舞台に、アパルトヘイトを撤廃し、1995年のラグビー・ワールド・カップで、黒人と白人とを再び、同じフィールドに立たせた、ネルソン・マンデラ大統領の物語。マンデラを演じるのは、イーストウッド映画には欠かせないモーガン・フリーマン。マット・デイモンはマンデラ大統領に協力した白人選手を演じる。
で、↓下はやっぱり、デニス・クエイドが人種差別を乗り越え、黒人選手を指導する白人コーチを演じている「ジ・エクスプレス」の予告編。こっちはまぁ、アメリカ映画お得意のスポ根ものですが、1961年に、黒人選手で初めてハイズマン・トロフィーを獲得したアーニー・ディヴィスの実話の物語。アメリカでは10月から公開です。
http://www.movieweb.com/v/V08F357bgmsHLS
★オチがホントにあるのか?!、シャマランの「ハプニング」!!
→試写を一切、行なわないはずだった、M・ナイト・シャマラン監督の最新作「ハプニング」のプレス試写を、やっぱり行なうとアメリカの20世紀フォックスが案内を出した。試写は招待を受けたジャーナリストだけで、小さな試写室で行なわれる。と言えば、当たり前のようだけど、ハリウッドでは「ハプニング」のようなクラスの映画なら、大きな映画館でプレミア上映し、ジャーナリストや招待客は家族や友人の同伴も許されるのが通例。20世紀フォックスは多数の把握できない人たちに観せて、ネットにレビューやネタばれが登場するのを恐れている様子。よって、プレス試写を観るジャーナリストにも、映画の公開まで緘口令が出されるのではないか?と予測されている。良くも悪くも話題になるシャマランの新作だが、映画のデキがよければ、そんなにコソコソしなくても…と、試写の案内を出したことが、また裏読みされて叩かれている。果たして、本当にクソ映画か?!、それともアッと驚くネタばれ禁止のオチがあるのか?!、日本での公開は7月26日。諸外国は6月13日なので、日本ではどっちにしろ公開までに、すべてのネタがバレる…。
★トム・クルーズが失敗したヒトラー暗殺に懲りずに再挑戦?!
←本当は来月6月公開の予定だった、トム・クルーズがヒトラー暗殺をもくろむナチ将校のスリラー映画「ワルキューレ」が、北アフリカで追加撮影を行なうことになった。監督のブライアン・シンガーがメガホンをとり、3シーンが追加される。「ワルキューレ」は、トム・クルーズのアイパッチ姿がマヌケと失笑を買っており、すでに大失敗作とのウワサが絶えない。たった3シーンの追加で映画を救える?のならいいが、そうとも思えないので、ダメ映画にさらにお金をつぎこむトム・クルーズの姿勢は疑問視されている。米公開は2009年2月13日。トム・クルーズは宗教により救済ではなく、自己破滅してることに早く気づくべき…。