「インクレディブル・ハルク」の70年代風コレクターズ・アイテムの予告編と衝撃のネタばれ?

http://www.movieweb.com/v/V08Fm8Zc9BQ2pt
上の動画は、海賊版ではなく、わざと画質を劣化させた「インクレディブル・ハルク」の最新予告編です。観てもらえばわかるのですが、画質を劣化させた理由は、編集やナレーション、音楽なども含めて、70年代テイストを出し、かつてのテレビシリーズ超人ハルクのファンに楽しんでもらおうという、心憎い演出です。実のところ、ハルクのファンが最も支持しているのは、ビル・ビクスビールー・フェリグノのドラマ版ですから、この予告編は、そういったコアなハルク・ファンに働きかける素晴らしいアイディアです。また、予告編の仕上がりも、映画の内容がわかりやすく、これまでに公開された中でベストかもしれません。ただし、この予告編は今のところ、映画館で観られる予定はなく、アメリカの家電量販大手ベストバイで買い物をしたお客さんだけがDVDでもらえるとのことで、要は販促ツールです。そこんところが、な~んだ、純粋に映画の宣伝じゃないのか?!、と、ちょっとひっかかってしまうポイントですが…。と、かくして、最新作インクレディブル・ハルク」は、やはり、そのドラマ超人ハルクのファンをかなり意識しているようです。それと言うのも驚くべきことに…おッと以下はネタばれの可能性があるので、続きを読むの後に折りたたみます。読みたい人だけが読んでください


これはハルクのファンには賛否両論の大問題だと思うのですが、最新作「インクレディブル・ハルク」では、これまで、ほとんど唸り声しかあげてこなかったハルクが、ついに声を出して話す!!、ということが明らかになりました!!、そして、そのハルクの声優をつとめてるのは、ドラマ版で超人ハルクだったルー・フェリグノだそうです!!、ルー・フェリグノがハルクの声をやるというのは、ニューヨーク・コミック・コンで、監督のルイ・レテリエが言っていたのですが、その時は誰も信じず、ジョークだと思っていました。で、実際にその時はジョークだったらしいのですが、そのひと言がひょうたんからコマというか、アイディアのひらめきとなり、ルー・フェリグノをハルクの声優に起用することが実現したと、プロデューサーのゲイル・アン・ハードと、マーベル・コミック社が明かしています。ゲイル・アン・ハードは、コミックの中では、知性があり会話もしているハルクが、これまでのドラマや映画では野蛮人のようにしか描かれてこなかったので、最新作ではコミックに忠実に話のできるハルクにしたと述べています。実際、ハルクがどの程度のセリフを話すのか?、それはストーリーの展開に関係があるのか?、など具体的な詳細はわかりませんが、例え、ハルクの声にルー・フェリグノを起用し、ファン・サービスの義務を果たしたとしても、文字通り、話の内容いかんではハルクのおしゃべりはイメージが台無しと、ファンからソッポを向かれるリスクもあります。いったいハルクは何を語るのか?!、映画の公開に注目ですね。「インクレディブル・ハルク」の日本での公開は8月1日です。ところで、ハルクが話すなら、日本語版の吹き替えは誰?!

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