トム・クルーズ主演作「ワルキューレ」が、まさかの失敗で公開を見送られ、キャリアを頓挫させたブライアン・シンガー監督が、やっぱり、「Xーメン」シリーズを見捨てて乗り換えた「スーパーマン」に専念すべきだったと後悔し、必死で準備を進めている、ブランドン・ラウス主演の新「スーパーマン」シリーズの第2弾で、2010年公開予定の「スーパーマン / 鋼鉄の男」のヒロインに、インドの女優、プリヤンカー・チョープラがオファーを受けているというニュースが海外では飛び出しています。
プリヤンカー・チョープラは1982年生まれで、現在は25歳。18歳の時の2000年に、ミス・インディア&ミス・ワールドに選ばれ、それをキッカケに、俗にボリウッドと呼ばれるインドの映画界に入り、以来、数々の映画に出演し、美貌はご覧のように抜群ながらも(ギャラも抜群らしい)、女優としては、大ヒット作や代表作と呼べる作品には、まだ恵まれていないようです。なので、彼女がいきなり、ハリウッド映画の大作「スーパーマン」のヒロインというのは、ちょっと信じがたいウワサに聞こえますが、奇をてらうのが好きなブライアン・シンガー監督だけに否定もしきれません。伝えられてるプリヤンカー・チョープラの役どころは、インド人の科学者で、スーパーマンとの間にロマンチックな関係を持つ女性とのことです。本来、スーパーマンの恋人は、新聞社の同僚、ロイス・レインのはずですが、2006年の前作「スーパーマン・リターンズ」で、ロイス・レイン(ケイト・ボスワース)を子持ちの人妻にしてしまったので、別の女性のキャラが必要になったのかもしれません。プリヤンカー・チョープラは長いアメリカ留学経験があるため、英語のセリフは問題なく、またボリウッド映画で、女性格闘家の役など、アクションもこなした経験があるとのことで、それらだけつなげれば、まさに「スーパーマン」のようなヒーロー映画にはうってつけかもしれませんが、果たして、このウワサもどのように進展するのか?、もし続報があれば、またお伝えします。しかし、もしウワサが本当であったなら、科学者といった知的職業の役柄にインド人を配するのは、現代のアメリカ社会を反映した、ごく自然な配役と言えますが、まさにアメリカのシンボルであるスーパーマンが、インド人と交際というのは、保守的なアメリカ人にはスキャンダラスで、反発を食らうかもしれません。期待されてたインド人ボンドガールも誕生できなかったように、まだまだ壁はありそうな気がします。美人だったら、何人でもいいと思うんですけどねッ!!