「絶叫計画」シリーズに、「鉄板英雄伝説」(2007年)、「ミート・ザ・スパルタン」(2008年)など、映画ネタのパロディ作品を量産しているジェイソン・フリードバーグとアーロン・セルツァーの最新作「ディザスター・ムービー」のポスターです。タイトルの下に「ゴアは正しかった」と書かれてることから想像し、元アメリカ副大統領のアル・ゴアがアカデミー賞ばかりか、ノーベル賞までもらってしまった「不都合な真実」(2006年)の大ゲサ過ぎると言われた地球温暖化の警鐘をパロディ化し、ローランド・エメリッヒ監督の「デイ・アフター・トゥモロー」(2004年)なんかの災害映画のトンデモ大作をネタにこき下ろそうという魂胆のようです。加えて、“ディザスター・ムービー”には、多額の製作費を投入し、大騒ぎした割りには観客が入らなくて大損害の映画(「スピ×××ーサー」とか)の意味もあるので、そういったキラワレ映画もいじわるなパロディの対象になってそうで、映画ファンには楽しめそう。しかし、最近では“ディザスター・ムービー”より、「ムービー・ボム」(爆弾というより自爆?)という言い方の方がフツーみたいですが。アメリカでの公開はポスターの通り、今年8月29日。出演は、この手の映画は常連のカルメン・エレクトラ。そのうち、「カルメン・エレクトラ~!!」という自虐ネタのスプーフ映画を作れそうですッ!!、邦題はたぶん…、「不都合な真実」をもじったタイトルでしょうね、それしかないと思います!!、ちなみに調子に乗った?ゴアは、「不都合な真実」のオペラ化を進めており、イタリア・ミラノのスカラ座で上演するつもりと報道されている。それにしてもナンでオペラ?????