1983年に公開された「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」(公開時の題名は「ジェダイの復讐」)の25周年を記念して、悪役たちを主人公に、視点を変えてデザインし直されたポスターです。このポスターを製作したのは、ルーカス・フィルムのマット・ブッシュさん、グラフィック・デザイナーで写真家のポール・マイケル・ケインさん、そして、「スター・ウォーズ」オタクの団体「The 501st Great Lakes」のギャリソンさんという、3人のチームです。このポスターは、ジョージ・ルーカスに大変、気に入られ、ルーカス・フィルムからライセンスを受け、正式の「スター・ウォーズ」のポスターとなっています。そして、さらに下の写真のように、1977年の「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」、1980年の「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」のポスターも製作され、初期のトリロジーを完成しました。これらのポスターはココで購入することができ、収益は白血病の患者のための団体に寄付されます。ジョージ・ルーカスは、そういった慈善まで含めて考慮し、このポスターのプロジェクトを後押ししたみたいです。それにしてもフォースの暗黒面の力で、病いの人たちを癒そうなどと、ダース・ベイダーも粋なことをしてくれるものです。その甲斐あって、残念と言うべきか、よかったと言うべきか、ポスターはもう、ほとんど売り切れたとのことです。
日別アーカイブ: 5月 27, 2008
「インクレディブル・ハルク」がハルキングの変身場面を公開!!、リヴ・タイラーの裏拳もスゴイぞ?!
http://www.movieweb.com/v/V08EmDKc6dpZ3L
日本では8月1日に公開になる「インクレディブル・ハルク」の最新映像です。催涙ガスのようなもので追い詰められたブルース・バナーの怒りのボルテージが沸点に達し、超人ハルクへと変身する緊張の場面を観せてくれる、うれしい動画です!!、このハルクが変身で体が巨大化する時に、身につけているシャツなどがビリビリと引き裂かれていくことを、俗に「ハルキング」と言っていたことから、それが一般化し、同様の「引き裂く、引き千切る」といった意味で、普通の英語の単語になってしまいました。いかにハルクが人気のあるヒーローかがわかる逸話です。そんなハルク人気の知名度にあやかろうと、このハルクからリングネームをとったと言われる、元新日本プロレスの練習生で、アックスボンバー!!や「1番」で有名なハルク・ホーガンがリングに登場した時に行なうシャツを引き裂き、客席のファンに投げ、肉体美披露のお決まりのパフォーマンスも、リングネームにちなみ、「ハルキング」を見せてるという訳ですね。バカすぎる映画宣伝イベントの多かった昔なら、きっと、チビT着て「ハルキング~!!」大会とか、そんなくだらないことやりそうですが…ッ!!、ところで、兵隊に追いかけられてるリヴ・タイラーが走りながらの裏拳の一撃で、訓練をつんでる軍人を倒すというのは…、ハルクいなくても、アンタさぁ、大丈夫なんじゃない?!、という強さですッ!!
5月27日(火)の映画ねたニュースよせあつめヘッドライン!!(第3版)
↑今朝、この項目の↓下でお知らせしたタランティーノの戦争映画はその後、リー・マーヴィンが主演した、ロバート・アルドリッチ監督の1967年の「特攻大作戦」を下敷きにした、ほぼリメイクのような作品と判明。同映画は死刑などの重罪を帳消しにしてもらう代わりに、危険な任務を引き受ける12人のレザボア・ドッグスみたいな荒くれ兵士たちのアクション映画。主演と噂のスタローンは「聞いてないよ!」と早速、否定した。とりあえず、アメリカは今日が戦没者追悼記念日の休日であり、話題がタイムリーすぎて、どこまで信じていいか?!、微妙なので、「よせあつめ」で軽くあつかってます。映画を作りそうな続報あれば、また報告します!!
←今年2008年が、「007」シリーズの原作者イアン・フレミングの生誕100周年にあたるため、それを記念し、明日28日、新しいジェームズ・ボンドの小説「Devil May Care (デヴィル・メイ・ケア)」(写真)が出版される。本作は、ケイト・ブランシェット主演の「シャーロット・グレイ」の原作者である作家セバスチャン・フォークスが、フレミング財団から依頼され、「イアン・フレミング」として文体を真似て書き上げた。気になる映画化は未定だが、小説の舞台が1967年の冷戦下であり、ダニエル・クレイグの現代的なボンドがそのまま演じるのは無理。フレミング財団は、過去に出版された他の作家によるニュー・ボンド小説を無視し、この「デヴィル・メイ・ケア」を、1966年の「黄金銃を持つ男」の出版以来、42年ぶりに復活したジェームズ・ボンド・シリーズの正当な続編としている。誰が書いても、「本物」にはならないと思うんだけど…。
←「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの脚本家ボブ・ゲイルが、自動車イベントの席上で、マイケル・J・フォックスの難病を理由に、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の続編はありえないと発言。「素晴らしいトリロジーには余計なものを足さず、そっとしておくべき」とつけ足した。同映画はタイムトラベルで時や場所を超えられる設定のため、主人公不在の理由づけはむずかしい。しかし、人気シリーズ復活を希望しているユニバーサル・スタジオは、ならばとリメイクの可能性を検討している。
→ソニー・ピクチャーズ・クラシックが、ココで紹介したイスラエルの異色アニメ「ワルツ・ウィズ・バシール」の北米配給権を獲得。カンヌでは大賞を逃したが、アメリカ公開で来年のオスカーにからみそう。小さな映画に大きな可能性を持たせたソニピは称賛したいが、日本公開は?!
↑自分の耳を「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフ族のとんがり耳に本当に改造しちゃったキミーちゃんという女の子。耳を縫い合わせてる糸がゴツくて痛そう…。左は、エルフのアルウェンを演じたリヴ・タイラー。とんがり耳を見て、「スタートレック」のバルカン星人を思うか、エルフを連想するかで趣味が分かれます!!
→クエンティン・タランティーノ監督がカンヌ映画祭で、次回作は第二次大戦の戦争映画「イングローリアス・バスタード」(←不名誉なバカたれ)で、来年のカンヌに出品と発言するが、冗談と思われてる。ソダーバーグ監督の「チェ」を観て、戦争場面、カッコいいなぁ!!とでも思った??、でも本当なら、タランティーノの戦争映画はスゴそう!!
↓カプコンからリリースの映画「ストリートファイター/春麗の伝説」(2009年春公開)の写真。春麗(チュン・リー)のクリスティン・クルックだけど、お団子ヘアでも、チャイナ服でもないし、これだと「ヤング・スーパーマン」にしか見えない…。
←指輪の奪い合いのように裁判沙汰の耐えない「ロード・オブ・ザ・リング」に、また新しい裁判。原作者J・R・R・トールキンの83歳の息子クリストファ・トールキンが、ニュー・ライン・シネマを相手に新しい訴えを起こす。訴状の詳細は不明だが、8000万ポンドの支払いと、ギレルモ・デル・トロ監督の映画「ホビット」の製作中止を求める。原告は、これまでも映画の権利や未払い金などをめぐり複数の裁判を起こしてきた。新裁判は来月6月6日にカリフォルニアで始まる予定。クリストファー・トールキンは映画「ロード・オブ・ザ・リング」を一度も観たことがないので有名。世間からはすでに変人あつかいされている模様…。
タイのピリピリ辛いホラー映画の予告編を豪華2本立て上映!!
タイ・ホラーを代表する残酷映画「アート・オブ・デビル」シリーズのハリウッド・リメイクも決まるなど、アジアの中で目覚しく成長しているタイの映画は、おとなりの韓国や台湾ではドンドン上映されています。下の2本のホラー映画も近日、韓国で公開される話題のタイ・ホラーです。日本にもタイの映画がもっと入ってくればいいのですがッ!!、とりあえず、予告編をお楽しみください!!

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不気味な男がメスで女性の体を切り刻んでは、トイレに流していくという猟奇的な悪夢にとり憑かれた青年は、やがて、自分の体に痛みまで感じ始めてしまう。青年は一連の怪奇現象を、何者かに殺された無念な女性の霊界からのメッセージと考え、悪夢の謎を解こうとするが、メッセージを発してきたのは被害者の方ではなくて…。イメージがスゴイです!!

↑「アンシーアブル」(目に見えないもの:2006年)
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舞台は1946年。行方不明の夫を捜すため、田舎からバンコクに出てきた妊娠中の若い妻が、滞在先に選んだ下宿屋で怪奇現象に遭遇する。下宿屋の未亡人の女主人が、死んだはずの夫と暮らしているという不気味な噂を知った彼女は、この下宿屋の自分の夫も関係した恐ろしい秘密の真実を死ってしまう…。
5月23日~25日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル成績 の順です。
第1位 第2位
第3位
第4位
第5位
第1位「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(6月14日先行公開)
$101,000,000-(4,260館)-$126,000,000
第2位「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」(公開中)
$23,032,000-(3,929館)-$91,077,000
第3位「アイアンマン」(9月27日公開)
$20,147,000-(3,915館)-$252,314,000
第4位「べガスの恋に勝つルール」(8月16日公開)
$9,000,000-(3,188館)-$54,246,000
第5位「スピードレーサー」(7月5日公開)
$4,000,000-(3,112館)-$36,213,000
第6位 第7位
第8位
第9位
第10位
第6位「ベイビー・ママ」
$3,400,000-(2,393館)-$39,061,000
第7位「近距離恋愛」(7月12日公開)
$3,323,000-(2,158館)-$52,131,000
第8位「忘却サラ・マーシャル」
$1,666,000-(1,078館)-$58,195,000
第9位「ハロルドとクマー/グァンタナモからの脱出」
$915,000-(750館)-$35,908,000
第10位「ビジター」
$781,000-(270館)-$4,432,000
★「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は予定通りの第1位だけど、記録破りとまではいかなかったのが残念!!
★第10位に入った、観た人みんな感動する奇跡の映画と言われる「ビジター」はすでに公開7週め。口コミ効果で息の長いロングセラー・ヒット。日本でもヒットしそう!!、記事はココ。
★第5位の超話題作「スピードレーサー」と、第9位のマイノリティが主人公のお下劣コメディ「ハロルドとクマー」のトータルの売上げと公開館数の違いを眺めると明暗の差がハッキリ…。「スピードレーサー」を上映してしまった映画館は怒ってる??