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エネルギーを失い、停電しようとしている地下都市エンバーを救おうとする少女と少年の冒険を描いた、ジェニー・デュープロのSFファンタジー文学「エンバー/失われた光の物語」を、トム・ハンクスがプロデューサーとして映画化した「シティ・オブ・エンバー」(City of Ember )の予告編です。ティム・ロビンス、ビル・マーレイ、マーティン・ランドー(「エド・ウッド」1994年)といった、クセのある大人の俳優らを相手に、主人公の少女リーナを演じているのは、「つぐない」(2007年)で、ロモーラ・ガライのブライオニーの少女時代を演じ、13歳でアカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナンです。この最初の予告編を見る限りでは、本作は近年のファンタジー映画が陥りがちの、クリーチャーなどの不思議な生き物を見せることや、とにかくCGに頼った、とりあえず視覚的に「ファンタジー」の体裁を作ってしまえという安易な流れに乗らず、ハートに訴えかけるストーリーをキチンと描こうと努めてる、正統派のジュブナイルな冒険ファンタジー映画のように見受けられます。そんな、かなり期待できるかもしれない本作の監督は、アニメ映画「モンスター・ハウス」(2006年)でデビューしたギル・キーナンです。そして、脚本を書き上げたのは、ジョニー・デップとティム・バートン監督の名作「シザー・ハンズ」(1991年)を、原作から手がけたキャロリン・トンプソンであると言えば、さらに、このファンタジー映画はちょっとあなどれないかも?と期待値が上がったのでは?!、続きを読むの後に、本作の先行ポスターもあげておいたので、ご覧下さい。「シティ・オブ・エンバー」はアメリカでは、今年10月10日からロードショーです。