「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年)のオチを観て、あぁ、「アメリ」(2001年)が不思議ちゃんなのは偉大な血筋のせいだったのか?!、と冗談半分に思われた人もいるかもしれないフランスの女優オドレイ・トトゥの最新作「Coco avant Chanel」(シャネルになる前のココ)のポスターが公開されました。ご覧の通り、オドレイ・トトゥは主役として、ファッション・ブランド「シャネル」の創始者ココ・シャネルを演じます。エドモンド シャルル・ルーの著書「シャネルの生涯とその時代」を原作とし、孤児のココが「シャネル」を築く生涯を描く伝記映画の監督は「オーギュスタン 恋々風塵」(1999年)のアンヌ・フォンテーヌです。また何か情報があれば、後日、お伝えしますが、本作完成までに予習として、マリー=フランス・ピジェがシャネルを演じた「ココ・シャネル」(1981年)を未見の方は、そちらもご覧になっておけば??、意外にメロドラマとして面白い映画で、「007/リビング・デイライツ」(1987年のジェームズ・ボンド=ティモシー・ダルトンが出てきます。「Coco avant Chanel」は現在、製作中で、公開予定などは決まっていません。
日別アーカイブ: 5月 13, 2008
カンヌ映画祭で最大の話題作、キューバ革命の大河映画「チェ・ゲバラ」4時間28分が写真を公開!!
「オーシャンズ」シリーズのような気楽な映画だけでなく、「トラフィック」(2000年)のような社会派問題作も手がける器用なスティーヴン・ソダーバーグ監督が、革命の闘士チェ・ゲバラの生涯を描いた2部作「アルゼンチン」と「ゲリラ」(ココに以前の記事と写真)の両作で、主人公ゲバラを演じるベニチオ・デル・トロ(「21グラム」2003年)の写真です。両作は明日14日から始まるカンヌ映画祭でベールを脱ぐことで話題になっていましたが、編集が間に合わず、一時は上映が中止されそうになっていました。それが両方の映画を、とりあえず1本にまとめた、4時間28分の「チェ」というプレゼンテーション版が上映されることになり、大きな期待を集めています。2部作の前編「アルゼンチン」では、キューバ革命の父カストロと共にキューバ革命を成し遂げるゲバラの姿が描かれ、後編「ゲリラ」ではキューバ革命後、生来の闘士のゲバラが政治家となり味わう苦悩から、再び自らにふさわしい闘いの場を求め、ボリビアで新たな革命を起こそうとするも敗北し、処刑されるまでのゲバラの人生のクライマックスが描かれるそうです。顔写真がファッション・アイコン化され、日本ではキャラクターのようになってしまったゲバラですが、いったい、どういう人だったのか??、映画で学べる、いい機会になりそうですね。ソダーバーグ監督のことですから、迫力の戦闘場面で眼を楽しませながら、4時間28分を一気に観ても飽きさせない作品に仕上げているはずです。アメリカでは「アルゼンチン」を6月26日から公開し、その後、「ゲリラ」を7月24日から公開したいとの情報です。日本でも間違いなく上映されるでしょうが、時期は未定でしょう。なお、キューバ革命は2009年元日が50周年記念であり、映画はそのタイミングにあわせて作られました。では続きを読むをクリックで、ベニチオ・デル・トロのゲバラの写真をさらに2枚、ご覧下さい。
本物の壁画だけで作ったシュールなアニメでぶっ飛んでくださいッ!!
グラフィック・アーティストのBLUという作家が製作した本物の壁画によるショート・アニメです。観ればビックリ仰天します!!、壁画アニメを製作した建物の場所は、アルゼンチンのブエノスアイレスと、ドイツのバーデンだそうです。時にはハシゴで壁の高いところまで昇り、描いては消し、描いては消しの作業を想像すると、気が遠くなりますね…。芸術家は凡人にはできません!!
ジョシュ・ハートネットがITバブルに翻弄されるベンチャー成金の映画「オーガスト」のポスターと予告編!!
男女の三角関係を描いた2002年のデビュー作「XX/XY」で高い評価を受けたオースティン・チック監督が5年ぶりに作った2本めの映画「オーガスト」のポスターです。本作は、ジョシュ・ハートネット演じるニューヨークのITベンチャーの若き創業者が、ドットコムバブルで一夜にして大金持ちになるものの、バブルがはじけ、一気に破滅へと向う会社と自分の人生をどうにか救おうと奮闘する、ひと夏の物語です。現実のアメリカのITバブルは2000年の出来事とされていますが、この映画ではそこをあえて2001年夏を舞台としています。と、ここまで言えば、察しのよい方は気づかれたでしょうが、2001年のニューヨークの夏の終わりと言えば、9月11日の同時多発テロということになり、この映画はどうやら、その悲劇と絡めたエンディングのオチが待ち受けていそうです。レビューの評価は10点満点の5点といった平凡な数字が目立つ本作ですが、ITバブルをテーマにした珍しい映画なので、紹介してみました。「オーガスト」はアメリカで7月から公開です。日本は観られてもDVDスルーでしょうか?、ポスターがファッション・ブランドの宣伝のようにカッコいいですね。では続きを読むをクリックで、「オーガスト」の予告編をご覧下さい。
「ザ・スピリット」の最狂の敵オクトパスに扮したサミュエル・L・ジャクソンが「コミック・コン・マガジン」のカバーに登場!!
いつも必ず着用している特徴的なグローブだけが目印で、その顔を見た者は皆な殺されるため正体がわからない、ザ・スピリットの宿敵オクトパスに扮したサミュエル・L・ジャクソンです。サミュエル・L・ジャクソンは「アイアンマン」(日本9月公開)の最後の最後にいきなり出てきて、観客から拍手大喝采を浴び、エキサイティングに映画を終わらせる…と言うか、続編につなぐ役をつとめ、驚異的な大ヒットの影の功労者となっています。なので、こちらも期待の高まる本作「ザ・スピリット」(予告編はココ)は、アメリカでの公開が当初の2009年1月という、ヒットを諦めたような映画を公開する半端な時期から、12月のクリスマスにあわせたホリディ映画に格上げされました。「シン・シティ」(2005年)のフランク・ミラー監督がメインストリームになるなんて、ちょっと変ですが、シリーズ化できるようにガンバッてもらいましょう!!、↓下の写真は、その「ザ・スピリット」のキャラクター・フォトです。また公式に大きな写真が公開されたら、それぞれ紹介します!!
ピクサー最新アニメ「WALL-E / ウォーリー」を、アンドリュー・スタントン監督がもう一度、解説してくれます!!
http://www.traileraddict.com/emb/4751
ココで以前あげた動画とほぼ同じ内容のものですが、以前の動画はディズニーが時期尚早と思ったか?、ネットから削除して観れなくなっていました。それを新たにリリースし直したようなので、あらためて、あげておきます。「バグズ・ライフ」(1998年)、「ファインディング・ニモ」(2003年)に続き、本作「WALL-E / ウォーリー」の監督をつとめたアンドリュー・スタントンが、映画のあらすじを語り、WALL-E / ウォーリーが一番大好きなキャラクターです!と自画自賛している内容です。以前の動画より少し短いと思うので、続きの第2弾の動画があるのかもしれません。「WALL-E / ウォーリー」はアメリカでは6月27日公開の夏休み映画ですが、日本は12月20日頃公開のクリスマス映画です!!
アレ?、ウィル・スミスの「ハンコック」って、スパイク・リーが監督じゃなかったよね?!
ココでお伝えした、「R指定」を食らって撮り直しになったウィル・スミスの裏スーパーマン映画「ハンコック」(アメリカ7月2日公開※予告編最新版はココ)のニューヨークでの再撮影ロケのスナップの追加です。写真の右は監督のスパイク・リー(「マルコムX」1992年)です。と書くと、本作の監督がスパイク・リーみたいですが、スパイク・リーはウィル・スミスが地元のニューヨークに撮影に来たので、子ども連れで陣中見舞いか何か、アイサツに訪れただけです。2人ともしきりと空を見上げていますが、一体、何を見てるのでしょう??、映画で答えを知るのが楽しみになりますが、果たして、「ハンコック」は無事にR指定を解除してもらい、誰でも見に行ける映画になってくれるでしょうか??(アメリカのR指定は高校生でも保護者の同伴が必要)、本作の本当の監督ピーター・バーグ(「ベリー・バッド・ウェディング」←お薦め)の手腕に期待しましょう!!、しかし、スパイク・リー、チョットは「俺もウィル・スミスのヒーロー映画で儲けてみっかなぁ…」とか、もしかして思っちゃったでしょうか?!、その彼自身の監督最新作は第二次大戦でイタリアに駐留したアメリカの黒人部隊を描く「セント・アンナの奇跡(Miracle at St. Anna)」(アメリカ10月公開)です。では、続きを読むをクリックで、タイトなヒーロースーツのウィル・スミスの写真をもう2枚、ご覧下さい。
「アイアンマン」のアーマースーツが、「ロボコップ」や「バットマン」よりも強いことを検証した、おもしろビデオ!!
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映画サイトの Reelzchannel が作った、ヒーローたちのアーマースーツ(パワードスーツ)を比較して、アイアンマン(日本9月公開)最強説を検証しているギャグの小ネタ・ビデオです。ロボコップはアイアンマンと見た目似てるけど空飛べないから、音速で飛べるアイアンマンの勝ちーッ!!とか言ってますが、ロボコップも「3」(1993年)ではフライトパックを背負って飛んでいたはずッ!!、でも、ロボコップのフライトパックは音速を超えれないから、やっぱりアイアンマンの勝ちか??、その他、ダース・ベイダーやバットマン(「ダークナイト」日本8月9日公開)、スパイダーマンのグリーン・ゴブリンらと比較してますが、結局、ヘルメットにケータイついてて電話できるアイアンマンの勝ちというオチになってます。そう言や、スパイダーマンってケータイ持ってなくて、電話はアパートの大家さんの娘に呼び出してもらうという、いつの時代やねん?!て設定でしたね。それにしてもビデオの最後で、ロバート・ダウニー・Jrにアイアンマンのスーツを装着させるのに、ドライバーでネジ締めながら着せてるのがスゴイですね!!、着るのに3人がかりで3~40分かかると説明されてるアイアンマンのスーツの重さは193kgだそうですから、今年43歳のロバート・ダウニー・Jrには文字通り、かなり荷が重かったのでは?!、て言うか、ホントにその重さだとフツー動けんだろ??、真実をロバート・ダウニー・Jrに問い詰めてみたいです!!
何だ、コレ?、ブラッド・ピットの腰に意味不明な謎のタトゥーを発見!!
モナコのヘリポートでパパラッチされたブラッド・ピットの写真です。ヘリコプターの強風でシャツが巻き上がり、ブラピの腰の新しいタトゥーが見えてしまいました。しかし、このタトゥー、いったい、どういう意味のデザインなのか?!、全然わかりません!!、直線のところだけ見ると、ボールペンの試し書きみたいです…、それともまだ完成していないタトゥーなのでしょうか??、嫁さんのアンジェリーナ・ジョリーはココで紹介したように刺青クイーンだけに、旦那に変なタトゥーは入れさせないと思うのですが…。カンヌ映画祭に備え、フランスに滞在中のブラピとアンジーは、この日は家族で男組と女組に分かれ、ブラピは息子のマドックス君とパックス君を連れ、ヘリで出かけたようです。ロサンゼルスでは主にバイク移動?(ココ参照)のブラピですが、ヨーロッパではヘリで飛び回ってるみたいです。そんなブラピとアンジーは、アメリカで20世紀の小説ベスト100の第1位に選ばれたアイン・ランド著「肩をすくめるアトラス」の映画化で夫婦共演を考えているようです。アンジーが大陸横断鉄道の会社を切り盛りする女経営者の主人公というのはほぼ決定的ですが、ブラピの役はまだ未定です。「肩をすくめるアトラス」を監督するヴァディム・パールマンは、2003年に名作「砂と霧の家」(←必見)を発表した素晴らしい監督ですが、このアイン・ランドの古典とは別に、森崎東監督が中井貴一主演で映画化した浅田次郎原作の「ラブ・レター」(1998年)もリメイクしようと企画してるところが何かヘンです?!、いっそブラピとアンジーで浅田次郎の映画はダメでしょうか?!、とりあえず、日本ではウケそうです!!
バットマン最新作「ダークナイト」のテレビスポットをもう一本!!
http://www.traileraddict.com/emb/4726
昨日、ココで紹介したバットマン最新作「ダークナイト」(日本8月9日公開)のテレビスポットがもう一本あったので、ご覧下さい。相変わらず、故ヒース・レジャーのジョーカーがバットマンより目立つほどアピールされてますが、監督のクリストファー・ノーランは、正体が怖すぎてメディアに出せないとウワサのトゥーフェイスこそが(ココに流出写真)、本作の真の主人公だと述べています。トゥーフェイスは顔の半分が酸で焼け爛れた不気味なキャラクターですが、ココの予告編を見ると、この新作では、オリジナルのように酸ではなく、ガソリンの炎で顔が大やけどを負うのか?と思われます。ところが、トゥーフェイスを演じたアーロン・エッカートはインタビューで、「酸で顔が焼け爛れる」と言っています。もしかすると予告編やCMは見せかけで、「ダークナイト」の本編は全然、違う映画なのでしょうか?!