今にもWALL-E/ウォーリーが電車から手を離してしまいそうでハラハラの……広告がちょうどよく立体に見えるアングルと光の加減で撮らえられた一枚です。恐らく、撮影した人は、WALL-E/ウォーリーのかわいらしさに、何気なく記念にシャッターを切ったのかもしれませんが、写真共有サイトのアルバムにあげたことから発見され、映画サイトなどにトピックとして転載されて、ここまで辿り着いて来てしまいました。電車やバスの車体広告なんて、宣伝としてはベタなものですが、この「WALL-E/ウォーリー」は素人の写真のおかげで、予想以上の効果をあげてしまったのではないでしょうか。路面電車の車体の「Muni」(ミュニ)のロゴから、サンフランシスコで撮られた写真であることは容易にわかりますが、背景の建物からもサンフランシスコらしい感じが伝わってきます。WALL-E/ウォーリーの路面電車に捕まるポーズは、ココの予告編の中で、宇宙船に捕まっているポーズの再現ですね。なので、夜に撮影すれば、映画のようなファンタジックさで、WALL-E/ウォーリーをより生き生きと写し撮れるかもしれません。ディズニー・ピクサー最新アニメの「WALL-E/ウォーリー」は、魚や車を擬人化した作品はちょっと子どもっぽすぎて…という大人さえ観てみようかなという気にさせてることから、もしかしてピクサー史上、最大のヒットになるかもしれません。日本での公開は12月です。
日別アーカイブ: 5月 1, 2008
数学できない奴は死ね!!、解答できないと部屋が縮む?スペインの数学スリラー「フェルマーの部屋」の予告編!!
ニューヨークで開催中のトライベッカ映画祭で注目されてる、スペイン映画らしい、ひねりのきいたスリラー映画「フェルマーの部屋(Fermat’s Room)」(2007年)の紹介です。お互い他人同士の4人の数学者が、フェルマーという男により邸宅の一室に集められ、与えられた数学の難問を時間内に解かないと、部屋の壁が迫ってきて、いずれ圧迫死するという、あらすじだけ聞くとコントか?と鼻で笑っちゃいそうですが、予告編を観ると、縮む部屋の映像に異様な迫力があり、意外にハラハラさせられそうな映画です。もちろん、登場人物たちは数学だけでなく、なぜ、自分たちが殺されようとしてるのか?、という最大の謎も解かなければなりません。そんな本作はまさに、動く迷路のキューブの中で、数字のヒントを解きながら出口を探す映画「キューブ」(1997年)と、迫り来る死の恐怖の罠により自分の罪を後悔する「ソウ」シリーズを、うまくブレンドした感じがします。それにしても、どんな匠が作ったのか?、上のポスターのような、部屋の四方の壁が同時に動く仕組みの説明は映画の中でされてるんでしょうか??、もしかすると観客にはそれが最大の謎かもしれません。ところで、題名のフェルマーは言うまでもなく、最終定理を発見した数学者フェルマーのことですね。数学大キライな人には、かなり怖い映画じゃないでしょうか?!、では続きを読むをクリックで予告編をご覧下さい!!
ヴィン・ディーゼルの近未来SF映画「バビロンA.D.」のフレンチ予告編とメイキング動画!!
★「バビロンA.D.」予告編
http://www.movieweb.com/v/V08E068giksvTV
★「バビロンA.D.」メイキング動画
http://www.iklipz.com/flashplayer/FLVPlayeriKlipz.swf?configFile=http%3A//www.iklipz.com/flashplayer/servers.xml&streamName=2814a889-98ca-40c3-98f0-04c5442edf71&movieID=b2074e0e-80aa-4921-afe1-ecd4864b6c64&photoName=47b65db8-0e36-4f64-b2a9-688ecdaf53dc.jpg&isFullScreen=false
今日、ココでポスターを紹介した、ヴィン・ディーゼルの最新主演作「バビロンA.D.」(米仏8月公開)のフランス版先行予告編がタイミングよく出てきたので、あわせてメイキング動画と一緒にあげておきます。メイキング動画は、テレビ番組の一部のようですが、最後に写るのは監督のマチュー・カソヴィッツですね。子どもみたいにうれしそうです!!
タイの残酷映画「アート・オブ・デビル」のハリウッド・リメイク決定を祝い、美麗恐怖ポスター集めてみました!!
今年4月にタイで第3弾(「Long khong 2」※2004年の第1作は「Khon len khong」)が公開され大ヒットの、タイの残酷拷問ホラー映画「アート・オブ・デビル」シリーズに、ようやくハリウッドが注目し、リメイクに乗り出すようです。リメイク権を取得したのは、ケイト・ハドソンとマシュー・マコノヒーが名コンビだったラブコメ映画「10日間で男を上手にフル方法」(2003年)で大ヒットをかっ飛ばした女性プロデューサー、クリスティン・ピータースが、ビジネス・パートナーのマイケル・セレンジーと共同経営する「セレンジー – ピータース・プロダクション」です。今のところ、どうリメイクするかは未定ですが、恐らく、学生グループが旅先で怖い目に遭うという、アメリカ人が大好きな設定である、2005年の第2弾(「Long khong」※↑上の予告編)をベースに、シリーズの他の映画の要素を盛り込んでいくのでは?と予測されています。しかし、映像描写や演出より脚本が売りだったJホラーと違い、この「アート・オブ・ザ・デビル」では、とにかく、どれだけ怖くて痛い映像を見せれるかがポイントなので、世界一恐ろしい映画作りを目的に、本シリーズを創造した7人の監督集団「ローニン・チーム」をハリウッドに招き、セルフ・リメイクしてもらうのが、誰にとっても最もよい結果になるのではないでしょうか。アジアの映画界で躍進が著しいタイから、パン兄弟監督(ニコラス・ケイジ主演「バンコク・デンジャラス」8月アメリカ公開)以外にも、国際的に活躍する人たちがそろそろ出てもいいでしょう。では、続きを読むをクリックで、そんな視覚に訴える「アート・オブ・デビル」の、怖いのに、どこか美しい恐怖ポスターをご覧下さい。
落ち目のトム・クルーズ、「ミッション・インポッシブル」復活のミッションもインポッシブル?!
写真は、先週の土曜日(4月26日)にトム・クルーズが、カリフォルニア州のカーソンで行なわれた、親友デビッド・ベッカムのロサンゼルス・ギャラクシーが、クラブ・デポルティボ・チーヴァスに勝利した試合を、子どもたち(イサベラ(15歳)、コナー(13歳)、共に養子)を連れて観戦に訪れた時の様子です。トム・クルーズは今年の夏休みの大作映画として、第二次大戦のナチスが舞台のスリラー映画「ワルキューレ(Valkyrie)」(監督ブライアン・シンガー)を製作・主演しましたが、映画のデキが思わしくなく、いったんオクラ入りとし、毎年2月開催のアカデミー賞の候補になりえない映画ばかりが揃う、来年の2月にひっそり公開するハメになっています。そんな落ち目のトム・クルーズは、ダメ映画「ワルキューレ」で自分の価値がさらに下がる前に、起死回生の切り札として「ミッション・インポッシブル」シリーズの第4弾を年内に製作発表したいとのウワサです。その根拠は、トム・クルーズが経営陣に名を連ねる映画会社ユナイテッド・アーティスツが、先ごろ、キーファー・サザーランドの大ヒット・テレビシリーズ「24 -TWENTY FOUR-」のプロデューサーで脚本も手がけたジョエル・サーノウとマイケル・ローセフのコンビと契約し、「007/カジノ・ロワイヤル」(2006年)の監督マーティン・キャンベルを迎え、新たなスパイ映画の構想を開始したと伝えられたからです。恐らく、それこそが「ミッション・インポッシブル4」となるべき映画だと思われるのですが、「ミッション・インポッシブル」シリーズは、2006年に、トム・クルーズの宗教へののめりこみなど奇行を理由に、契約解除の絶縁状を突きつけてきたパラマウント映画の作品であり、トム・クルーズとユナイテッド・アーティスツは、うかつには「ミッション・インポッシブル4」を準備中とは口にできない状況にあります。そのため、水面下でパラマウントと交渉中と言われるトム・クルーズですが、新たなスパイ映画に、イーサン・ハントとして主演できるのか?、それとも新しいキャラクターを創造しなければならないのか?、ハリウッド№1スターへの返り咲きというミッション・インポッシブルを可能にするカリスマは残っているのでしょうか?!
ヴィン・ディーゼルの近未来SF映画「バビロンA.D.」のポスター!!
「ワイルドスピード」の待望の新作(2009年公開)を撮影中のヴィン・ディーゼルの最新主演作「バビロンA.D.」のポスターです。本作は、スピルバーグの「ミュンヘン」(2005年)や、「アメリ」(2001年)などに出演の俳優として有名なマチュー・カソヴィッツ監督(「クリムゾン・リバー」2000年)の作品ですが、「2時間40分の映画を、配給の20世紀フォックスが長すぎるとクレームをつけ、ズタズタに短くしちまったよ」と、監督が冗談で言ったのが、事実として報道され、騒がれたという変な話題で注目された作品です。物語は、近未来を舞台に、ヴィン・ディーゼル演じる傭兵が警護を引き受けた女性が実は、カルト教団が遺伝子操作により作り出そうとしている救世主に臓器を提供するホストだった…ッ!!、というゾッとするようなお話です。共演は、ミシェール・ヨー、ジェラール・ドパルデュー、シャーロット・ランプリングという見応えあるキャスティングです。アメリカ、ヨーロッパでは8月から公開予定。日本はいつなんでしょう?!、ちなみに本当の上映時間は約1時間40分ぐらいの予定だそうです。
「グレムリン」がPC不良の原因?!、イギリスの愉快なCMです!!
イギリスの情報通信サービスの会社BTのCMです。機械などが原因不明の動作不良を起こすことを「グレムリン効果」と言うことに、そのまんまひっかけたダジャレですね。ただし、「グレムリン効果」の“グレムリン”は、伝説上の妖精や小鬼のことで、映画の「グレムリン」(1984年)は、そこから名前を拝借した訳です。かわいいモグワイのギズモがCMには出てこないのが少し残念です。しかし、「グレムリン」はリメイクしてほしい映画の筆頭だと思うのですが、謎の中国人が怪しいモノを売っているというストーリーの前提は、最近の中国製品への不信・ボイコットなどを考えると、あまりシャレにはなりません…。
「親切なアンジェリーナ・ジョリーさん」のポスター?と、ヘロイン注射ビデオのスキャンダル!!
左は、イ・ヨンエ姫が主演したパク・チャヌク監督の復讐映画の大傑作「親切なクムジャさん←必見!」(2005年)のアメリカ版ポスターです。右はココで紹介したアンジェリーナ・ジョリーの最新作の殺し屋映画「ウォンテッド」(日本9月公開)のポスターですね。アメリカのコアな映画ポスター・マニアの指摘なんですが…、いかがでしょう?、「ウォンテッド」のイメージは「親切なクムジャさん」のパクリなんでしょうか…?!、単によくある構図とも見えますが…。「親切なクムジャさん」は、シャーリーズ・セロン(最新作は「告発のとき」6月28日公開)の製作・主演で、パク・チャヌク監督本人によりハリウッド・リメイクの予定です。尚、アンジーはおよそ10年前(「ジーア/裸のスーパーモデル」なんかに出てる頃)に撮影されたヘロイン注射して「すんげぇーッ、ブッ飛ぶ!」とか言ってるスキャンダラスな流出ビデオが約7万ドル(ザッと700万円)で売り買いされ、近々、メディアで公開されるとのウワサです。ハリウッド・スターがドラッグやってるぐらい、今さら珍しくないと思うのですが…。
「インクレディブル・ハルク」予告編最新版!!、ハルクはグリーンでも大暴れで二酸化炭素放出です!!
http://www.movieweb.com/v/V08DRIteBcpZk5
超人ハルクの最新映画版「インクレディブル・ハルク」が、アメリカでの6月13日公開(日本は8月1日)まで後42日となり、やっとハルクが大暴れの見応えある予告編をリリースしてくれました。予告編の前半で、超人ハルクとの二重人格に苦悩する主人公ブルース・バナーの逃亡生活のようなカットが続きますが、この辺りは最初の脚本にはなかったものを、エドワード・ノートンがオリジナルのテレビシリーズ(原作はコミックですけど)に近づけるべきと主張し、書き直したと言われています。ハルクに変身してしまうと、CGキャラなので、やっぱり、自慢の演技力を披露する場面を増やしたかったんでしょうね。ところで、本作にはロバート・ダウニー・Jrが「アイアンマン」(日本9月公開)の役柄でカメオ出演しているのですが、これは監督のルイ・レテリエ(「トランスポーター」シリーズ)が本当は「アイアンマン」を撮りたかったのに、そちらは元俳優(「バットマン・フォーエヴァー」1995年)のジョン・ファヴロー監督にとられてしまい、残念なレテリエ監督をなぐさめるために、マーベル・コミックがロバート・ダウニー・Jrの出演場面を作ってくれたと言うのが、真相だそうです。なお、本作は超人ハルクが「グリーン」なことにひっかけ、環境にやさしい映画作りを訴えていますが、予告編の爆破シーンなどを見ると、かなり二酸化炭素を放出したのでは?!