香港の暗黒街(黒社会)を描いた2005年の「エレクション」でカンヌ映画祭のグランプリを獲りそこねた(「ある子供」が受賞)ジョニー・トー監督が、アラン・ドロンとイヴ・モンタンが主演の犯罪映画「仁義」(1970年)を、オーランド・ブルーム、チョウ・ユンファ、リーアム・ニーソンという豪華なキャスティングでリメイクすると、香港のメディア「蘋果日報」が報じました。フランス映画「仁義」は、フィルム・ノワールの名匠ジャン=ピエール・メルヴィル監督の代表作として有名で、訳ありの男たちが出会ってしまったことから、一緒に強盗計画を実行し、警察の追跡を逃れる姿を通し、男たちの絆を描いた大傑作です。今回のリメイクでは、舞台を香港とマカオに移し、6月から撮影スタートの予定だそうです。オーランド・ブルームとチョウ・ユンファはご存知のように、すでに「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(2007年)で共演済みであり、同シリーズと「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ以外ではパッとしないオーランド・ブルームに、チョウ・ユンファ親分が気合いを入れてくれるのではないでしょうか??、チョウ・ユンファのファンとしては、「男たちの挽歌」(1986年/ジョン・ウー監督)以来のカッコいい香港ノワールを再び観れるかもしれないので大期待ですね。それにしてもジョニー・トーは、フランス映画のリメイクで、再度、カンヌの栄冠を狙うつもり??、ま、おもしろそうな映画なので、とにかく、頑張ってもらいましょうッ!!
はじめまして。メルヴィルのファンサイトを運営している者ですが、気になっていた情報の続報を教えていただきましたのでトラバさせていただきます。
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