ビリーがインフルエンザで少しお休みの間に、他の映画サイトなどで報道され、すでにご存知の韓国映画「親切なクムジャさん」(2005年)のシャーリーズ・セロン(「イーオン・フラックス」2006年)によるハリウッド版リメイクのニュースですが、監督が誰か?などの詳細は報道されていないようです。ハリウッド版の監督は、オリジナル版のパク・チャヌク監督本人で、ほぼ100%決まりのはずです。と言うのも、「親切なクムジャさん」のハリウッド・リメイクはパク・チャヌク監督本人の希望による企画で、それを親切なシャーリーズ・セロンが引き受けたのが実際のようらしいです。ふたりはすでに対面し、話し合いをしており、企画はとんとん拍子に進む気配です。パク・チャヌク監督のハリウッド進出は、勢いを無くした韓国映画界に見切りをつけ、すでに国際的名声のあるパク・チャヌク監督が新たな活躍の場としてアメリカ映画界を選んだとも言えそうですが、パク・チャヌク監督ほどの優れた人にはもっと国際舞台で活躍してほしいと思っていたので、ビリー的には大賛成です。「親切なクムジャさん」は猟奇的な復讐を描きながら、慈愛を感じさせる複雑なテーマを見事に描ききったスリラー映画の最高傑作とも言える作品ですが、その込み入ったストーリーをアメリカを舞台に置き換えられるのか?、は大変、懸念されるところでしたが、パク・チャヌク監督本人が申し出るからには、すでにアメリカ版の構想は、頭の中で完成されているのでしょう。パク・チャヌク監督が本来の実力を発揮しさえすれば、シャーリーズ・セロンに2003年の連続殺人鬼を演じた「モンスター」に続き、ふたつめのアカデミー主演女優賞を獲らせることは、そう難しくはないかもしれません。イ・ヨンエのファンとしては、少し残念な気もしますが…。「親切なクムジャさん」をご覧になってない方は、今すぐ、ご近所のレンタル店に急ぐことをお薦めします。とんでもない映画ですから…!!、続きを読むをクリックで韓国映画「親切なクムジャさん」のアメリカ公開時の予告編です。
★ココに「親切なクムジャさん」のレビュー。