ジョージ・A ・ロメロ監督の最新ゾンビ映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のゾクゾクする演出の場面です…!!

http://www.joblo.com/video/player/mediaplayer.swf
一家惨殺現場に駆けつけたテレビ・クルー報道の本番中に、被害者がゾンビで蘇り救急隊員レポーター貪り殺す一部始終カメラがとらえ、最後はゾンビがカメラに迫ってきて、テレビの向こうの視聴者=観客の我々震え上がらせるという、逃れられない恐怖を予見させる見事な場面が、さり気なくワンシーン・ワンカット演出で描かれています。さすがはゾンビ・マスターにして、超ベテラン映画監督ジョージ・A・ロメロ仕事です。ワンシーン・ワンカットの天才ミヒャエル・ハネケ監督(「隠された記憶」2005年)も脱帽ではないでしょうか。ロメロ監督もゾンビじゃなく、ハネケのように日常的な恐怖のテーマで映画を撮っていたなら、やはり、とっくにカンヌベルリンなどのメジャーな映画祭グランプリを制覇していたと思います…。しかし、そんな名声権威を求めてしまえば、ゾンビ映画の体裁を通し、社会の欺瞞を痛烈に批判してきた自分の作家性矛盾が生じ、ゾンビ映画がただのゲテモノ映画失墜してしまうことを、ロメロ監督は誰よりも自分がわかっていたのかもしれません。紹介した場面も、人の不幸扇情的に伝えるマスコミと、それを娯楽のように楽しむ大衆無責任ぶりに、ゾンビが「他人事とは思うなよ!!」と怒りの報復にやって来るような感じです…。「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」は、そういう現代のメディア社会テーマゾンビ映画のようです。本作の予告編はココポスターはココです。

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