タイの少女ブルース・リー映画「チョコレート」の格闘スタントがあまりに強烈すぎて、アクション映画ジャンルでの世界の映画界の注目が、ヒロインの生傷アイドル、ジージャだけに集まり、その陰でかすんでしまった、デンマークの女カラテ家映画「ファイター」の紹介です。この映画は本当にカンフーの格闘家であるセルマ・トゥラン(Semra Turan)が主人公のカラテ家を目指す女子高生エイシャを演じています。エイシャは、「チョコレート」の最強格闘少女ゼンと同じように、カンフー映画から格闘技に興味を持ち、カラテを習い始めるのですが、トルコ人の両親は、女が男に混じって格闘技をするなど許してくれません…。この作品は、テーマ的には格闘技そのものより、トルコ系デンマーク人の主人公が経験を通し、家族との関係や人種の問題など、真の自分と向き合うというような成長の青春ドラマのようです。女子サッカーを題材にしていた「ベッカムに恋して」(2002年)の格闘技版のような作品なのかもしれません。この映画は昨年末からデンマークで劇場公開されており、開催中のベルリン映画祭にも参加しています。ベルリンで運良く配給会社の目に止まれば、日本でも観られるかもしれませんね。しかし、ジージャとセルマ、闘わせたら、どっちが勝つんだろう…??、どっちにせよ、闘うオンナ、カッコいいです!!、続きを読むをクリックで予告編もご覧下さい。
ベッカムに恋して
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「ER」のDr.ラスゴートラ役のパーミンダ・ナーグラと、キーラ・ナイトレイの出世作です。インド系イギリス人の主人公の戸惑いと成長が、さわやかに描かれた良質の感動作で、お薦めです!!
日別アーカイブ: 2月 11, 2008
マレーシアの短編ホラー映画「コックリさん」をご覧下さい!!
マレーシアの「Spirit Of The Coin」という短編ホラー映画です。ふたりの女の子がコックリさんを始めるのですが…、ドアの向こうにやってきたのは……。マレー語のセリフは何を言ってるのか、わかりませんが、観れば内容はわかります。ヒマつぶしにどうぞ!!

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海亀の産卵見物が観光になってるようです。
マレーシアの短編ホラー映画「トイレの花子さん」をご覧下さい!!
マレーシアの「Dah Ke Belum」という短編ホラー映画です。マレー語はわからないので、中身を観て、勝手に「トイレの花子さん」という邦題にしました(笑)。学校の寮が舞台でしょうか?、トイレに行きたくても、夜中で怖くて、ひとりで行けない女の子が友だちを無理に起こして、つきあわせます。渋々、トイレについていった友だちは、そこで怖いめにあうことに……。マレー語の語りの意味がわからなくても、オチはわかると思います。気晴らしにどうぞ!!

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エスニックフードもすっかり日本に定着しましたね。
韓流ゾンビ映画「G.P.506」の予告編をご覧下さい!!
「カル」(1999年)のコン・スチャン監督の最新作です。何者かに兵士たちの首が切り落とされ、「G.P.506」(G.P.はガードポイントの略)の基地が全滅。ただ一人、生き残った兵士は昏睡状態で何も語れない。恐ろしい事件を調査する軍の捜査官は、人間をゾンビに変える謎のウィルスへとたどり着く…ッ!!、というあらすじだそうです。コン・スチャン監督は、2004年にも「R-Point」というベトナム戦争を舞台にしたホラー映画を大ヒットさせ、韓国映画に「ミリタリーホラー」という新ジャンルを切り開いた人です(徴兵制のある国だから…)。主演は、ヨンさまの「スキャンダル」(2003年)に出ていた韓国の人気スター、チョ・ヒョンジェです。この映画は韓国で4月公開ですが、日本ではもう韓国映画は受けないので、配給する映画会社があるんでしょうか…?
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訃報。「ジョーズ」の名優ロイ・シャイダーが亡くなりました…。
名優ロイ・シャイダーが、アーカンソー州リトルロックの病院で、10日(日)に亡くなりました。75歳でした。ずっと映画やテレビに出ていましたが、骨髄腫などのガンを患い、不調でした。妻のブレンダさんによると、死因はブドウ状球菌感染症とのことです。「フレンチ・コネクション」(1971年)で注目されたロイ・シャイダーは、スピルバーグ監督の出世作「ジョーズ」(1975年)に主演し、スターになりました。ロイ・シャイダーの地味なイメージを嫌った映画会社は、「ジョーズ」の主演に彼を拒みましたが、スピルバーグは、これからの映画俳優の基準は、華やかさより、リアリティを表現できるロイのような役者がスタンダードになると主張し、その通り、成功させました。ヘリコプター映画の「ブルーサンダー」(1983年)の彼もカッコよかったですね。日本のサントリーのCMにも出演し、「僕と一緒なら退屈させない」というコピーが、大人な雰囲気のロイ・シャイダーにとても似合い、名作CMになっています。動画は、そんなロイ・シャイダーが、実は歌って、踊ることも出来るという、俳優としての懐の深さを発揮し、世間をアッと言わせ、アカデミー主演男優賞候補になった「オール・ザット・ジャズ」(1979年)の場面です。「バイ、バイ、ライフ」=この世にオサラバと歌っています…。遺作は、引退したニューヨークの刑事が、大戦中に家族を惨殺したナチの元将校を追い詰めるサスペンス映画「アイアン・クロス」です。ダスティン・ホフマンの兄を演じて印象的だった「マラソンマン」(1976年)を思わせるストーリーですね。しかし、編集中のこの映画の完成を、ロイ・シャイダーが観ることはもうありません…。
「007/クゥオンタム・オブ・ソレス」に、いじめられ女優シルパ・シェティが出演の話題と最新フォトです!!
007最新作「クゥオンタム・オブ・ソレス」に、インド人女優シルパ・シェティ(写真)が出演するそうです。シルパ・シェティと言っても、それ誰??ッて感じですが、インドのイベントでリチャード・ギアにキスされて国際問題になったボリウッド女優と言えば、あぁ…ッ!!、と思い出す方も多いのでは。シルパ・シェティは、2007年の初めに出演したイギリスのテレビ番組で、共演者が差別発言(インド全体の中傷)などで、彼女をくり返しイジメたことから、世間の同情を買い、イギリスでも大人気になった女優です。そんな時の人であることや、彼女の美しさから、ボンドガールの第一候補と噂だったのですが、惜しくも選ばれませんでした。しかし、どんな役か?は未発表ですが、彼女が「クゥオンタム・オブ・ソレス」に出演することが決まり、ファンだけでなく、イギリス政府も安心したと思われます。それと言うのも、先の番組の差別発言を火種に、インド国内で反英感情が高まっていたからです。そのため、急遽、シルパ・シェティの出演が決まった背景には、イギリスを代表するキャラクター、ジェームズ・ボンドが彼女を歓迎することで、イギリスからインドに謝罪と友好の精神を示そうとしたのではないか…?!、などのうがった見方もされていますが…、単に007はいつでも美女は大歓迎なだけなのでは??、いずれにしろ、何かと政治的な国際問題のアイコンにされるシルパさん本人は、少し気の毒ですね。続きを読むをクリックで、「クゥオンタム・オブ・ソレス」撮影風景の最新フォトと、シルパ・シェティの差別問題を報道するニュース映像です。
インドラーメン 6食
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この間、テレビで、このカレーラーメンが大人気と紹介してました。食べたことはないんですけど…。