フェイ・ダナウェイと言えば、「俺たちに明日はない」(1967年)や、スティーヴ・マックィーンと共演の「華麗なる賭け」(1968年※リメイク「トーマス・クラウン・アフェアー」(1999年)にも出演)、「チャイナタウン」(1974年)、「ネットワーク」(アカデミー主演女優賞/1976年)など、60~70年代のアメリカ映画の名作を語る時に絶対はずせない大女優です。そんな彼女が、新人監督の変なホラー映画で、ゾンビのように死から蘇った殺人鬼と闘うから、ビックリです。この映画は「フリック(Flick)」(2007年)というイギリス映画で、テレビ出身のデヴィッド・ハワード監督の長編映画デビュー作です。物語は、1950年代のロカビリー音楽全盛期のイギリスから始まり、主人公のフリックというニックネームの青年が美少女に片思いしてイジメられ、交通事故死するのですが、40年後に発見された事故車の中で、復讐を誓った彼はゾンビのように生きていた…ッ!!、という内容です。フェイ・ダナウェイは、アメリカから研修に来た女刑事で、連続殺人とロカビリー音楽のつながりから、フリックを追い詰め対決します。フェイ・ダナウェイ、今年67歳ですが、こんな映画に出るのはカッコいいですね。フリックを演じてるのは、ジョニデの「ショコラ」(2000年)で注目されたヒュー・オコナーです。テレビ「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」のリメイクで、ジェミー役のミシェル・ライアンも出ています。続きを読むをクリックで予告編です。50’sテイストの不思議なスタイリッシュ・ホラーを少し楽しんでください。この映画の日本公開は今のところ無いと思います。
http://ws.amazon.co.jp/widgets/q?ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822/JP/httpblogl0fdf-22/8001/d96d229b-e06a-4078-ad7f-0c2373bd78a1 Amazon.co.jp ウィジェット
日別アーカイブ: 2月 3, 2008
アンバー・タンブリン主演「ブラックアウト」のポスターと、「31Km」の予告編です!!
ホラー映画連発の個性派女優アンバー・タンブリン(「スパイラル」)の新作「ブラックアウト」のポスターです。訳ありの3人がエレベーターに閉じ込められる密室サスペンス映画で、アンバーは臨終の祖母のため病院に急ぐ途中で、後の2人の男のどちらかは殺人の証拠を抹消するために…という危機迫る設定のようです。監督はメキシコ出身のホラー・ジャンル系で注目のリゴベルト・カスタニーダです。この映画は彼が初めて英語で撮影し、海外進出を意識した作品です。撮影はスペインで行なわれました。アメリカでは恐らくDVDスルーで劇場公開は無さそうなので、日本も同じかもしれません。そんなカスタニーダ監督の前作のホラー映画「31Km」(2006年)が、3月に日本でDVDリリースになるので、続きを読むの後に、その予告編です。高速道路で事故死した自縛霊から双子の姉妹を救おうとする女性の物語です。カスタニーダ監督の映画は、かなり脚本がひねってあるようなので、おもしろそうですよ。
謎の覆面ヒーロー「チョコパンダ」が、南米チリから動画サイトに出現中?!
アチコチの動画サイトに出現?してる謎の覆面ヒーロー「チョコパンダ」のエピソード1です。これはプロローグのようで、チョコパンダの私生活が語られてます。美人の嫁さんのおかげで、仕事もSEXもバリバリのチョコパンダ、オープニングではノリノリでダンスしてますが、この先、どんな運命が彼を覆面ヒーローに変身させるんでしょうか?、とりあえず、蚊に弱いのが弱点みたいですが…。エピソード2が続くのか?、わかりませんが、続きが気になる人は動画サイトを巡回してください。南米チリで製作されてるようです。

おすすめ度 :

こっちは本当にチョコパンダです…。
やらせ映画「J.C.V.D.」って、ジャン=クロード・ヴァン・ダムのこと??
「J.C.V.D.」は、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが本人役で主演しているモッキュメンタリー(やらせで嘘のドキュメンタリー)の映画です。2007年のカンヌ映画祭で予告編が上映され、話題になりました。内容は、筋肉バカでエゴのかたまりのような最低の映画スター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの人生を、ジャン=クロード・ヴァン・ダム本人が演じているものです。ヴァン・ダムは本当に、筋肉バカでエゴのかたまりのような最低の映画スターなことから、結局、B級のアクションスターに甘んじてしまった人ですが、離婚した元妻で女優のグラディス・ポルトギーズと1999年に再婚してからは落ち着いて、マイナーでも地道な仕事を続けていると評価されています。この自虐的ともいえるモッキュメンタリーは、いわばヴァン・ダムの反省の映画?なのかもしれませんが、新生ヴァン・ダムとして、また映画スターの座に返り咲くキッカケになるでしょうか…??、この映画はヴァン・ダムの母国ベルギーやフランスでは今春公開ですが、アメリカや日本での公開は今のところ無さそうです。

おすすめ度 :

ヴァン・ダムの母国ベルギーと言えば、チョコレートですよね。ヴァン・ダムもチョコ好きなんでしょうか…?