映画が話の途中で終わる「ライラの冒険 黄金の羅針盤」、仕方がないのでラストシーンお見せします!!

672d93a6.jpgその悲惨な興行状況から早くも、ケビン・コスナーの「ウォーターワールド」以来のディザスター映画(大赤字の大作のこと)になるねッ!!と、不謹慎なおもしろがり方をされている「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2008年3月1日日本公開)ですが、原作のファンや、観客から大ブーイングがあがっているのは、予告編ではあったはずのラストシーンが本編の映画ではなくなっているッ?!ということです。
原作のラストの部分が映画ではスッパリとカットされており、製作者らは上映時間が長くなりすぎたので編集したと弁明していますが、物語が尻切れトンボで終わり、スッキリしない観客からは不満の声が多くあがっているとのことです。加えて実際は、第一作のラストシーンを続編のオープニングとして観客を再び劇場に引っ張ろうとした、せこいやり方が失敗しただけという痛烈な批判にもさらされています。ところが、そんな映画館では出し惜しみをしたラストシーンがなぜか、ビデオゲーム版の「ライラの冒険」には普通につけられており、結局、映画をヒットさせたかったのか?、ゲームを売りたかったのか?、が、わからない状態になってしまっています。映画はやはり、一本の完成された映画として観客に感動を与えることがまず先決ではないでしょうか。ただし、この「ライラの冒険/黄金の羅針盤」の欧米での大コケの原因は、原作の反カソリック思想という宗教的な問題と言われているため、日本の観客からも同様に無視されるか?、どうかはまだわかりませんが…。だけど、大作はもう日米同時公開しないと、こういうマイナス情報が先行しちゃうからダメだね。(続きを読むをクリックで「ライラの冒険」、まぼろしのラストシーンです)



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