巨匠監督の恥かしい処女作を公開!!、あんた、こんなんでよくアカデミー賞獲れたな…

d82980a3.jpgマヌケな処女作を暴露されちゃう監督は、そう、あの偉大な「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズを完成させ、3作めの「王の帰還」(2003年)ではアカデミー監督賞も受賞しているピーター・ジャクソンです。
1961年生まれのピーター・ジャクソン監督は、かなり幼い頃から写真を撮るのが好きな子どもだったそうで、そんな彼に両親の友人の女性が8ミリカメラをプレゼントしてくれると、彼はわずか8歳にして、自分で映画を作って見せたそうです(大林宣彦監督は6歳!!)。
その後もピーター・ジャクソン監督は少年時代を通じ、友人らと遊びで映画製作を続け、22歳の時に撮り始めたのが、今回、紹介する作品「バッド・テイスト」(1987年)です。予告編を見てもらえば一目瞭然ですが、めちゃくちゃ安っぽいです。加えて、バカバカしいです。物語は、ある田舎の村が宇宙人にのっとられ…とか、もう、どうでもいいです。と、こんなどうしようもない映画を、ピーター・ジャクソン監督は4年間もかけて完成させてるんですねぇ、すごいです、よく途中でアホらしくならなかったものです。(続きを読むをクリックで恥かしいデビュー作)

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ホラー??、アート??、それともジャンキー??、25歳の監督による問題映画が登場!!

a5659548.jpgアメリカのインディペンデント映画界で話題を集めている作品“POP SKULL”の紹介です。
この映画は若干25歳アダム・ウィンガード(Adam Wingard)監督が作ったもので、2004年から短編映画を3本、製作してきた彼にとって、初の長編映画となるものです(作った時は24歳)。
この映画が注目されている理由は、ジャンルの枠にはまらない不思議な映画という点で、ホラーか?アートか?、と、観る人により意見がわかれています。内容的には、破滅的な生活を送る薬物依存者の青年ダニエルの幻覚的な日常を、独創的な映像表現で観客に追体験させていきながら、やがて、ダニエルが薬物に依存する理由が解き明かされていくと、ダニエルと共に観客が体験しているものは、いったい単に薬物の幻覚なのか?、あるいは別の世界の恐ろしいものが存在しているのか?、がわからなくなるという仕組みです。とは言え、この映画、完全にフィクションを想像しようとしたのではなく、監督らの実体験の苦痛の記憶に基づいて製作したとかで、そういう点が映画に説得力を与えたのかもしれません。「ドニー・ダーコ」(2001年)や、デヴィッド・リンチ監督の作品なんかが好きな人にはお薦めの映画かもしれませんね。
この作品は、AFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート ※高度な映画人養成校や、映画の研究とかしてる団体)に高く評価され、今年2007年のオフィシャル・セレクションに選ばれています。ということは、いずれ、このアダム・ウィンガード監督もメジャーな舞台に出てくる可能性もあるのではないでしょうか。
この“POP SKULL”の製作費は、およそ3,000ドルと言われており、日本円にすれば35万円そこそこです。やっぱ、映画はお金だけで作れるものじゃないですね。(続きを読むをクリックで予告編)

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アメリカのおたく野郎が大興奮!! でも、よい子は見てはいけません!!

噂には聞いてた井口昇監督の最新作“The Machine Girl”です。アメリカ資本の映画だとかで、ニンジャ!!スシ!!テンプラ!!セーラー服!!(あ、これは違うか)などの由緒正しい日本の姿がきっちり描かれてます。アメリカでの紹介記事には「必見!!」とか「最高にクール!!」とか書かれてます。確かに「必見!!」のようなので、予告編あげときますね。日本語のタイトルは「片腕マシンガール」です。
http://www.brightcove.tv/playerswf
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「ライラの冒険」大赤字の羅針盤!!、「インクハート」のインクは黒字になるか??

65a17f1a.jpgライラの冒険/黄金の羅針盤」(2008年3月1日日本公開)がアメリカで封切られ、興行ランキングで首位スタートも、金額的には惨敗の成績で、多くの観客から無視された結果となっています。
この映画は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの映画会社ニュー・ライン・シネマが、第二の「ロード・オブ・ザ・リング」として、ニコール・キッドマンや、007のダニエル・クレイグなどの豪華スターをそろえて製作したものですが、製作開始時より、原作の宗教性(反カソリック思想)が問題視されていたものです。製作者らは「原作の宗教観を排除し、冒険ファンタジーの部分だけを映画化した」と主張しましたが、それに反するように原作者のフィリップ・プルマンが「この本は反カソリックだよ」とか発言してしまったこともあり、興行はそれらのマイナス要因がもろに出たものと見られています(統計ではアメリカ人の4割がカソリック)。なので、「ライラの冒険」は今後、日本のような宗教に無頓着な国やキリスト教の影響が小さい国での成功に頼るしかないのですが、そんなニュー・ライン・シネマがさらにポスト「ロード・オブ・ザ・リング」として製作しているのが(ふ~、前置き、長かったな…)、ドイツの人気ファンタジー「魔法の声」を映画化した「インクハート」です。その「インクハート」の予告編が公開されたので紹介しますね。(続きを読むをクリックで本題と予告編)

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