ドキュメンタリーなのにアニメ?、スピルバーグも注目の事件の映画化!!

45a10355.jpg“Chicago 10”(2007)という、ちょっと変わったドキュメンタリー映画の紹介です。
ドキュメンタリーというのは、日本語で言うと記録映画のことですよね、でも、この“Chicago 10”は記録映像も当然あるのですが、「スキャナー・ダークリー」風でMTV的なアニメを多用していることで話題になっています。
この新しいドキュメンタリーの手法に挑戦したのは、「くたばれ!ハリウッド」(2002)で日本でも知れられているドキュメンタリー監督のブレット・モーゲンです。
※「くたばれ!ハリウッド」は、「ゴッドファーザー」(1972)「マラソンマン」(1976)などを世に送り出した伝説的な映画プロデューサー、ロバート・エバンスの人生を描いた作品。
“Chicago 10”の内容は1968年のアメリカ・シカゴで…(続きを読むをクリックで動画)


…行なわれた民主党大会で逮捕された反戦運動家らの裁判がテーマです。
この裁判では被告らが面識がなかったにも関わらず、全員が反戦運動家というだけで共同謀議の罪で起訴されており、そのことに世論が反発し、裁判所がデモの渦に巻きこまれたことなどで有名です。
この時、この裁判そのものを反戦運動として闘った反戦運動家らは「シカゴ8」などと呼ばれ、時のヒーローとなり、国家を市民がただせることを証明した、アメリカの近代史の大きな出来事となっています。
(※シカゴ8の「8」は人数を現していますが、諸説あって、シカゴ7だったりもしており、この映画ではシカゴ10となっています。)
尚、本作で描かれた事件と裁判はスティーヴン・スピルバーグ監督のドリーム・ワークスでも“The Trial of the Chicago 7”というタイトルで実写による映画化が計画されており、スピルバーグ監督も過去に自らメガホンをとりたいと発言しています。
それにしても、アメリカはかつてベトナム戦争を泥沼化させ終わりなき戦争へと発展させてしまった過ちを、現在、イラクでまたくり返そうとしています。
なので、そういった社会情勢を受けて、今、こういう映画が作られるようになったのでしょうね。
もちろん、作り手たちにとっては、それらの映画の中で過去の問題を描きつつも、そこにはしっかりと現代が投影されているはずなのだと思います。
しかし、戦争映画というジャンルがこのように複雑に進化していくとは思ってもみなかったけれど…。あ、アニメもか…。
http://xml.truveo.com/eb/i/226872979/a/4c86ff7dda1f7b769d520f50a4658f1d/p/1

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